夏や冬はエアコンの使用頻度が高く、電気代が高くなりがちです。しかし、エアコンの代わりになる家電をうまく活用すれば、電気代を賢く抑えられるかもしれません。エアコンの機能を代替もしくは補完してくれる家電を紹介します。
エアコンの代わりになる家電【冷房編4選】
エアコンの冷房機能の代わりに使える家電を4種類紹介します。家電によって得られる効果が異なるので、「エアコンの代わりとして何を実現したいのか」によって家電を選ぶことが大切です。
比較対象となるエアコン(冷房)の電気代は以下の通りです(日立のエアコン「RAS-AJ2225S」【消費電力:635W】を例に計算)。
- 1時間使用したときの電気代:約19.69円
- 1日8時間使用したときの電気代:約157.48円
なお、電気代計算の際に用いる「電力量料金単価」には、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として設定する「31円/kWh(税込)」を採用しています。
※出典:仕様:ルームエアコン AJシリーズ : 住宅設備用エアコン : 日立グローバルライフソリューションズ株式会社
※出典:よくある質問 Q&A|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会
扇風機
扇風機の強みは、手軽に体感温度を下げられるところです。体に扇風機の風をあてれば、体表の汗が蒸発して体の熱を奪うので、涼しさを感じられます。
扇風機の弱みとしては、回る羽根でけがをする可能性が挙げられます。子どもやペットがいる場合には、手指を入れてしまうことがあるため、注意が必要です。
扇風機を使ったときの電気代は、パナソニックの「F-C324C」(50Hz地域の消費電力:35W)を例に取ると、以下のようになります。
- 1時間使用したときの電気代:約1.09円
- 1日8時間使用したときの電気代:約8.68円
圧倒的に電気代が安いのも扇風機のメリットといえるでしょう。
※出典:F-C324C 仕様・詳細情報 - リビング扇 | 扇風機・サーキュレーター・天井扇 | Panasonic
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冷風機
冷風機とは、水が蒸発するときに発生する気化熱の効果を活用し、ひんやりとした風を届ける家電です。
冷風機の利点は、扇風機よりも涼しさを感じられるところです。扇風機よりも4~5℃程冷たい風が放出されるので、扇風機よりも効率的に涼が取れます。
ただし、冷風機は部屋の湿度が高いと冷却効果が落ちます。湿度の高い部屋では水が蒸発しにくく、気化熱が生まれにくいため、冷風機の冷却効率も下がってしまうのです。
冷風機の電気代は、山善の「FCR-D409」(50Hz地域の消費電力:42W)を例にすれば、以下の通りです。
- 1時間使用したときの電気代:約1.3円
- 1日8時間使用したときの電気代:約10.42円
冷風機は、扇風機と比較的近い電気代で使用できる家電といえます。
※出典:商品情報_冷風扇 (リモコンタイプ) | 山善の商品情報サイト | YAMAZEN BOOK
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スポットエアコン
スポットエアコンとは、2つのダクトが付いた移動式のエアコンです。吹出口から冷たい風を出し、排気リードダクトから熱を放出します。
工事不要で簡単に設置場所を変えられるのがスポットエアコン最大の長所です。移動が簡単なので、好きな場所に持ち込んで暑さをしのげます。
スポットエアコンの短所は、排気リードダクトから出る熱風の逃げ道を作る必要がある点です。「どこでも好きな場所に設置できる」とはいえません。
スポットエアコンの電気代は、アイリスオーヤマの「IPA-2325S」(50Hz地域の消費電力:680W)を例に計算すると、以下のようになります。
- 1時間使用したときの電気代:約21.08円
- 1日8時間使用したときの電気代:約168.64円
スポットエアコンの電気代は、エアコンとさほど変わりません。スポットエアコンは、好きな場所に持ち込んで使える点に魅力を感じる方に適しています。
※出典:ポータブルクーラー冷房専用|ポータブルクーラー|エアコン/ポータブルクーラー/スポットクーラー|大型家電|電化製品|商品情報|アイリスオーヤマ
窓用エアコン
窓用エアコンとは、工事不要で設置できる「窓に取り付けるエアコン」のことです。
窓用エアコン最大の強みは、壁掛けエアコンよりも本体価格が安いところです。工事不要で取り付けられるため、工事費用も一切かかりません。
壁掛けエアコンよりも部屋を冷やすパワーが弱い点が窓用エアコンの弱点です。壁掛けエアコンと同じ感覚で使っていると、物足りなさを感じるかもしれません。
窓用エアコンの電気代は、コロナの「CW-FA1626R」(50Hz地域の消費電力:550W)を例に取れば、以下の通りです。
- 1時間使用したときの電気代:約17.05円
- 1日8時間使用したときの電気代:約136.4円
窓用エアコンの電気代は壁掛けエアコンとそこまで変わりません。壁掛けエアコンが設置できない部屋に冷房機器を取り付けたい場合、窓用エアコンは選択肢の1つになります。
※出典:製品詳細|冷房専用シリーズ|ウインドエアコン|株式会社コロナ
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エアコンの代わりになる家電【暖房編4選】
エアコンの暖房機能の代わりとして使える家電を4種類紹介します。家電によって暖められる範囲や用途が異なるので、それぞれの家電に合った使い方を実践することが重要です。
比較対象となるエアコン(暖房)の電気代は以下のようになっています(日立のエアコン「RAS-AJ2225S」【消費電力:470W】を例に計算)。
- 1時間使用したときの電気代:約14.57円
- 1日8時間使用したときの電気代:約116.56円
セラミックファンヒーター
セラミックファンヒーターとは、内蔵されているセラミックを電気の力で加熱し、その熱を風に乗せて届ける家電です。
セラミックファンヒーターを選ぶメリットは、つけてすぐに暖かくなる点です。広範囲を暖めることはできないものの、風があたる場所にいればすぐに暖を取れます。
ただし、セラミックファンヒーターは空気が乾燥しやすいため、注意が必要です。セラミックファンヒーターを使いつつ快適に過ごすには、加湿器を併用して湿度をコントロールする必要があります。
セラミックファンヒーターの電気代は、パナソニックの「DS-FAN1200」(50Hz地域の消費電力:1150W)を例にすれば、以下のようになります。
- 1時間使用したときの電気代:約35.65円
- 1日8時間使用したときの電気代:約285.2円
セラミックファンヒーターは電気代が高いため、速暖性に魅力を感じる方におすすめです。
※出典:DS-FAN1200 仕様・詳細情報 - セラミックファンヒーター | 電気カーペット(ホットカーペット)・暖房器具 | Panasonic
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カーボンヒーター
カーボンヒーターとは、内蔵された炭素繊維に電気を流して発熱させ、発生させた遠赤外線の力で人体や物体を暖める家電を指します。
カーボンヒーターの強みは暖めるまでの早さです。つけてすぐ暖かさを感じられるため、一刻も早く寒さをしのぎたいときにおすすめです。
カーボンヒーターの弱みは、空間を暖める効果が期待できないところにあります。遠赤外線が届く範囲しか暖められないので、用途によっては不都合を感じるかもしれません。
カーボンヒーターの電気代は、山善の「DC-X071」(50Hz地域の消費電力:700W)を例にすれば、以下の通りです。
- 1時間使用したときの電気代:約21.7円
- 1日8時間使用したときの電気代:約173.6円
エアコンではなかなか暖まりにくい足元をピンポイントで暖めたい場合、カーボンヒーターは有力な選択肢となります。
※出典:商品情報_カーボンヒーター(700/350W) | 山善の商品情報サイト | YAMAZEN BOOK
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こたつ
こたつ最大の利点は、部屋の空気を汚さずに暖を取れるところです。部屋が乾燥したり、不完全燃焼を起こしたりする心配がないので、気軽に使用できます。
ただし、部屋にこたつを設置すると掃除の手間が増えてしまいます。いちいち布団をめくりながら掃除する必要があるため、人によっては煩わしさを感じるはずです。
こたつの電気代は、山善の「ESK-759」(消費電力:300W)を例に取ると、以下のようになります。
- 1時間使用したときの電気代:約9.3円
- 1日8時間使用したときの電気代:約74.4円
電気代が安いのもこたつを選ぶメリットといえそうです。
※出典:商品情報_カジュアルこたつ | 山善の商品情報サイト | YAMAZEN BOOK
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ホットカーペット
ホットカーペットの長所は、オフシーズンのときも保管場所に困らない点です。衛生面に注意を配れば、敷きっぱなしにしていても問題ないため、わざわざ収納場所を設ける必要はありません。
ホットカーペットの短所は、空間を暖めることができないところにあります。メインで使用するよりも、ほかの暖房器具と併せて使った方がその真価を感じられるでしょう。
ホットカーペットの電気代は、パナソニックの「DC-2NK」(消費電力:490W)を例にすれば、以下のようになります。
- 1時間使用したときの電気代:約15.19円
- 1日8時間使用したときの電気代:約121.52円
足元しか暖められないことを考えると、ホットカーペットはやや電気代が高いと言わざるを得ません。
※出典:DC-2NK 仕様・詳細情報 - 着せかえカーペット用ヒーター | 電気カーペット(ホットカーペット)・暖房器具 | Panasonic
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エアコンなしで快適に過ごす方法【夏編】
エアコンの電気代が気になるのであれば、「エアコンなしで涼を取る方法」を実践してみましょう。涼しく過ごすテクニックを駆使すれば、エアコンに頼らず生活できる時間帯が増え、結果的にエアコンの電気代を減らせる可能性があります。エアコンを使わずに涼しく過ごす方法を3つ紹介します。
直射日光を遮断する
涼しい生活を実現するには、まず窓から差し込む直射日光を遮断しましょう。
室内の温度が上昇する一因は、窓から入る直射日光だといわれています。何らかの遮蔽物を窓辺に置いて直射日光が部屋に届かないようにすれば、日差しで部屋が暖まるのを防ぐ効果が期待できます。
直射日光を遮断するために使えるアイテムの一例は以下の通りです。
- 遮光カーテン
- ブラインド
- すだれ
- ヘチマやゴーヤなどで作るグリーンカーテン
余裕があれば、窓の外側と内側両方に対策を施すようにしましょう。窓の外側に遮蔽物を設置すると、窓そのものが直射日光で暖まるのを防げるため、さらに室内の温度上昇を防止できます。
湿度を適切にコントロールする
除湿機を使って室内の湿度をコントロールすると、体感温度を下げる効果が見込めます。室内がカラッとしていると、体温調節を目的に出てきた汗が蒸発しやすくなり、気化熱の効果で涼を感じられるようになるためです。
除湿機を持っていない場合には、凍らせたペットボトルを室内に置く方法がおすすめです。凍らせたペットボトルを置くと、空気中の水蒸気が水滴となってペットボトル表面に付きます。その水滴を捨てれば、除湿機を稼働させて部屋を除湿したときと同じような効果が期待できます。
⇒適正な湿度についてもっと詳しく知りたい方はこちら
壁に打ち水をする
一般的に打ち水は地面に行いますが、外壁への打ち水も効果的です。外壁が暖められると、室内に溜まった熱気が逃げにくくなり、室温が上がってしまいます。
壁に打ち水をすると、水が蒸発するときに周囲の熱を奪う気化熱の効果により、外壁の温度上昇が抑えられます。ひいては室内の熱気を逃がしやすくなり、涼を感じられるようになるのです。
打ち水は朝や夕方に行いましょう。日差しが強い時間帯に行うと、まいた水がすぐに蒸発してしまうため、気化熱の効果を感じにくくなってしまうからです。
エアコンなしで快適に過ごす方法【冬編】
エアコンなしで暖を取る方法を駆使すれば、エアコンの設定温度を低くしたり、エアコンを切って過ごす時間を長くできたりするため、エアコンの電気代の節約効果が期待できます。エアコンを使わずに冬を乗り越える方法を3つ紹介します。
カーテンを厚手のものに取り替える
部屋の保温性を高めるには、窓にかけているカーテンを厚手のものに変更しましょう。
室内で暖まった空気はだんだんと屋外に逃げていきます。屋外に逃げていく熱のうち約50%が窓から逃げていくといわれています。窓の断熱性能を高めれば、効率的に部屋を保温できるのです。
窓の断熱性を高める手軽な方法が、カーテンを厚手のものに取り替えるというアプローチです。厚手のカーテンは、窓から逃げがちな熱をキープしてくれるため、効率的に部屋の保温性を高めてくれます。
※出典:快適な家づくりにはガラスの断熱化が大切 | かしこいガラス選び | YKK AP株式会社
カーペットの下に断熱シートを敷く
足元からの冷えを防止する目的でカーペットやラグを敷いているのであれば、その下にアルミシートや銀マットなどの断熱シートを仕込んでみましょう。敷物を単体で使うよりも断熱効果が向上するため、保温効果を高められます。
環境省が行った実験によると、カーペットの下に銀マットを敷くことで、床の表面温度が2~3℃上昇したと報告しています。
ホットカーペットを使用しているのであれば、積極的に断熱シートとの併用を検討しましょう。断熱シートを敷けば、発生した熱が床に逃げにくくなるため、ホットカーペットの熱を有効活用できるようになります。
※出典:「ウォームビズ」実験レポート寒い季節を少しでも快適に! 暮らしに取り入れやすい方法で、家の中の寒い場所に断熱対策をしてみました。|ウォームビズ(WARM BIZ)
湯たんぽを導入する
「家族は平然としているのに自分だけ寒い」という状況が多発するのであれば、湯たんぽを導入しましょう。
湯たんぽ最大の利点は体を直接暖められるところです。血流が多い場所にあてて使えば、暖められた血液が巡り、全身を温める効果が期待できます。エアコンの設定温度を上げなくても快適に過ごせる可能性が高まります。
最低限の費用で暖を取れるのも湯たんぽの強みです。お湯を入れるタイプの湯たんぽであれば、お湯を沸かすときにかかるわずかなガス代もしくは電気代だけで運用可能です。
電気代を節約したいなら電力会社を乗り換えよう
エアコンの電気代が気になっているのであれば、電気料金そのものを見直して安くするアプローチも検討しましょう。電気代を節約したいときに実践したいのが「電力会社の乗り換え」です。基本料金や電力量料金が安い電力会社を選べば、簡単に電気代の削減が実現します。電力会社乗り換えのポイントを解説します。
乗り換えるなら「新電力」がおすすめ
電力会社の乗り換えを検討するのであれば、積極的に「新電力」への乗り換えを考えましょう。
新電力とは、電力小売自由化後に電気の小売事業に参入した電力会社のことです。大手電力会社とは異なる料金体系のプランを提供しており、使い方やご家庭の電気の使用量によっては、乗り換えによって電気代の節約につながる場合があります。
新電力への乗り換えを考え始めている方にぴったりなのが「Looopでんき」です。電気をたくさん使う時間帯の電気代が自動的に安くなる「おまかせ割」を展開しているLooopでんきであれば、ご家庭の電気の使い方次第で節約効果が期待できます。
⇒新電力のメリット・デメリットについてもっと詳しく知りたい方はこちら
家電を上手に活用してエアコンの電気代を節約しよう
エアコンの電気代を安く抑えたいのであれば、エアコンの代わりとして使える家電を駆使するのがおすすめです。それぞれの家電が持つ「得意分野」をしっかり理解したうえで使えば、トータルでの電気代を抑えながら快適に過ごせるようになります。家電を賢く使い分けて、エコな毎日を実現しましょう。
電化製品の電気料金が気になる方は、家電の買い替えや使い方を工夫するだけでなく、電力会社の変更や電気料金プランの見直しも検討してみませんか。
Looopでんきの「スマートタイムONE」は、電気料金が市場価格に合わせて30分ごとに変動する仕組みのプランです。 電気を多く使う家族世帯でも、料金が安くなる時間帯に合わせて電化製品を使えば、無理なく電気代を節約できます。さらに、契約期間の縛りがなく、解約手数料もかからないため、安心して気軽に利用を始められる点が魅力です。
また、専用アプリを使えば、30分ごとの電気使用状況が確認でき、月末の電気代も予測可能です。リアルタイムで使用量を把握できるため、電気代が思ったより高くなるといった心配も減り、家計に合わせた電気の使い方を管理できます。
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「知り合いの勧めがあり、半信半疑で加入しましたが、大手とは異なる細やかさがあり満足しています。また料金も満足しています。」
「いつも毎日の電気予報を見ながら、炊飯器の使用や掃除機、洗濯機を動かしています。そのおかげで、随分節約できています。」
まずは、Looopでんきの「スマートタイムONE」で、今の生活に合った電気代の見直しをしてみませんか。