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これから1人暮らしを始める方は、毎月の電気代の負担が気になるのではないでしょうか?近年は電気代が値上がり傾向にあるため、少しでも負担を減らすために、電気代の基本や料金が高くなる原因などを知っておきましょう。節約のポイントも解説します。

節約には電力会社の見直し
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1人暮らしの電気代はどれぐらい?

1人暮らしを始めるにあたって、まず押さえておきたいのは、光熱費の中で最も負担の大きい電気代についてです。

ある程度の相場を理解しておけば、節約の要否や電化製品の使い方などを工夫できるので、まずは1人暮らし世帯の電気代の平均を理解しておきましょう。

1人暮らし世帯の電気代の平均

1人暮らし世帯の電気代の平均は5,500〜7,000円程度です。統計の取り方によって幅がありますが、近年の電気料金の値上げもあり、直近では1人暮らしでも電気代の平均が上がっています。

総務省の家計調査によれば、2022年度の単身世帯の電気代の平均は7,290円となっており、年間で87,480円の電気代の負担が発生している計算です。これから1人暮らしを始める方は、この程度の電気代の負担は想定しておく必要があるでしょう。

ただし、電化製品の使い方を工夫することで、電気代の負担は大幅に減らせます。詳しくは後述しますが、代表的な電化製品の消費電力や、使い方のポイントはしっかり押さえておきましょう。

※出典:<用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出(2022年度)|総務省 家計調査

居住地域や季節によって電気代は変わる

毎月の電気代の負担は、当然ながら個人によって違います。しかし、居住地域や季節によってもかなり変わってくるので、地域および季節による電気代の違いも知っておきましょう。

地域による電気代の違い

地域によって電気代の平均は異なり、現状では北海道や中国・四国地方が、ほかの地域に比べて高めです。どちらの地域も夏の暑さや冬の寒さが厳しい地域もあり、冷暖房器具の利用頻度の高さが、電気代の負担に反映されている形です。

九州や沖縄はこれらの地域よりも平均の電気代は安い傾向にありますが、これは冬に暖房を使う頻度が低いためと考えられます。一方、北海道は近年、夏場でも非常に暑く、エアコンの導入率が増えている点などが、電気代が高い背景にあります。

なお、全体として大都市圏の方が、中都市や小都市よりも電気代は安めです。これは、都市部の方が光熱費の基本料金が安い傾向にある点や、地方は首都圏に比べて冬の寒さが厳しいため、暖房器具を頻繁に使う点などが理由として挙げられます。

季節による電気代の違い

夏と冬はエアコンをはじめ、冷房や暖房を毎日使用するケースが多いので、どのご家庭も春や秋に比べて、電気代が高い傾向にあります。ご家庭によっては月に2,000~5,000円程度、季節による電気代の差が発生する場合も、決して珍しくありません。

1人暮らしの場合でも、季節によって電気代の負担は大きく変わってきます。電気代が高くなる時期にできるだけ電力消費を抑える工夫をすることが、光熱費を安くする重要なポイントです。

電気代の計算方法を押さえておこう

電気代の負担を減らす工夫をするには、まず自分がどの程度の電気代を払っているのか知らなければいけません。毎月の電気料金は、電力会社からの明細を確認すればわかりますが、自分でも電気代を計算できるようにしてきましょう。

電気代はどう計算する?

電気代は基本料金と電力量料金(電気量料金)、燃料費調整額、さらに再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)などの要素から成り立っています。

  • 基本料金:電気の使用量に関係なく決まった額が請求される。各電力会社のプランによって金額が異なる。
  • 電力量料金:実際に使用した電力量に対して、電力量単価を乗じて計算される。単価は電力会社によって異なる
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金:電力会社が再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって買い取った電力について、電気使用量に応じて利用者が負担する(※詳しくは後述)。
  • その他含まれるもの:その他料金に含まれるものとして容量拠出金相当額があります。容量拠出金とは、将来の発電所の新設や維持を促し、電力の安定を維持するために負担する費用です。

これらの合計額が毎月の電気料金として請求されます。

電力量料金の計算方法

基本料金は決まった額であり、契約している電気料金プランを確認すれば把握できるので、特に問題はないでしょう。

毎月の電気代に大きく関係するのは、実際に使った電力量に対して、一定の単価(1kWhあたりの電気料金)をかけて計算される電力量料金です。単価は電力会社によって段階的に設定されている場合もあります。

電力量料金の計算方法は、各電化製品の「料金単価(円)×1時間あたりの消費電力(kWh)×稼働時間(h)」の合計で計算できます。

2023年12月現在、1kWhあたりの電気料金単価は31円(税込)です。消費電力 100W(0.1kW)の電化製品を、1日に3時間利用したとしましょう。その電化製品にかかる電気代は、1カ月を30日とすると「31(円)×0.1(kWh)×3(h)×30(日)」で279円となります。

なお、電気代の基本料金と電力量料金については、以下の記事でも解説しています。こちらも参考にしてください。

電気代の基本料金と電力量料金について、もっと詳しく知りたい方はこちら

再エネ賦課金とは?

再エネ賦課金は、電力会社が再生可能エネルギー買い取りに要した費用について、消費者が使用した電力量に応じて負担するものです。毎月の電気料金の一部として請求されるので、消費者にとっては電気代の一部と見なすことができます。

毎月の電力量に一定の単価(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)をかけて料金が計算される仕組みで、2023年5月分から2024年4月分までの単価は、税込みで1.40円(1kWhあたり)です。

再エネ賦課金に関して詳しくは、以下の記事で解説しています。再生可能エネルギーの概要とともに、確認しておきましょう。

再エネ賦課金についてもっと詳しく知りたい方はこちら

1人暮らしでも電気代が高くなる原因

上記のように、電気代は毎月の基本料金や使用した電力量などで決まります。たとえ1人暮らしであっても、料金プランや電化製品の使い方によっては、毎月の負担が大きくなってしまうので注意しましょう。

1人暮らしの電気代が高くなってしまう主な原因としては、以下の点が挙げられます。

無計画に電化製品を使っている

消費電力の大きい電化製品を中心に、無計画に電気を使っていると、当然ながら毎月の電気代は高くなってしまいます。

エアコンをはじめ、電気ヒーターや冷蔵庫など、消費電力に加えて使用時間の長い電化製品は、特に使い方に注意しなければいけません。

冷蔵庫などは常に稼働状態にするのが一般的ですが、長期で留守にする際には、中身を空にして電源を落とすといった工夫が必要です。

エアコンや電気ヒーターなどは、惰性で電源を入れたままにしておいたり、設定温度を高く(低く)しすぎたりしないように、注意しましょう。

契約アンペア数が実態に合っていない

電力会社と家族向けのアンペア数(50Aなど)で契約していると、基本料金が高いため、電化製品の使い方をいくら工夫しても、基本料金の分だけ電気代が高めになってしまいます。

1人暮らしならば40Aや50Aも必要ないケースがほとんどなので、契約アンペア数を見直すことをおすすめします。

人によっては15Aの契約で足りる場合もあるでしょう。毎月の電気使用量を確認し、無駄な基本料金を払っていないか確認することが大事です。

電化製品の使用時間が長い

消費電力にかかわらず、電化製品全般の使用時間が長いと、結局は電気代の負担が大きくなります。

特に日中も部屋にいる時間帯が長い学生などは、どうしても長時間電化製品を使う生活になりがちで、想定以上に電気代の負担が発生する可能性があります。

電化製品の使い方とともに、電気代が高くなりがちな生活スタイルをしていないか、振り返ってみましょう。部屋にいる時間帯が長い方でも、できるだけ電化製品を使わない生活を心掛けることで、電気代の負担を抑えられます。

1人暮らしの電気代を抑える方法

それでは、1人暮らしの電気代を抑える具体的な方法について解説します。電化製品の使い方を見直すとともに、無駄な支出を減らしていきましょう。

電化製品の使用時間と電源の切り替えに注意する

基本的な方針として、電化製品の稼働時間を必要最低限に抑え、こまめに電源を切るようにしましょう。不要な電力消費を発生させないのが、節電の基本です。

エアコンのように消費電力の大きいものはもちろん、照明器具やテレビ・パソコンモニターなど、意識しないうちに稼働させている電化製品は多くあります。まずは、小まめに電源を切る習慣づくりから始めることが大事です。

電化製品を省エネモードで使用する

エアコンやファンヒーターをはじめとして、電化製品の中には、省エネモードで消費電力を抑えて稼働できるものがあります。

できるだけ省エネモードで使うことで、電力消費を抑えられるので試してみましょう。近年は冷蔵庫や照明器具などでも、省エネモードが実装されている製品が多くあります。

ただし、省エネモードだと、家庭のニーズに合った効果を発揮できない製品もあるので注意が必要です。通常モードと省エネモードでどれだけ効果が変わるのか、取扱説明書やメーカーの公式サイトなどで、事前に確認することも大事です。

待機電力を発生させない

単に電源を切るだけではなく、待機電力を発生させないために、電源プラグを抜いておくことも考えましょう。

スタンバイ状態にする必要がない電化製品については、基本的に電源プラグを抜いておくことで、待機電力が発生しないため、節電になります。

例えば、テレビやDVD・ブルーレイなどのレコーダーを持っている場合、使用しない時間は電源プラグを抜いた状態にしておけば、待機電力を消費せずに済みます。

また、エアコンも長期間使わないのであれば、電源プラグを抜いておくことが推奨されます。待機電力と、それに関する電化製品の使い方については、以下の記事で詳しく解説しているので、詳しくはこちらを参考にしてください。

待機電力についてもっと詳しく知りたい方はこちら

古い電化製品の買い換えを検討する

古い電化製品は消費電力が大きくなりがちなので、より省エネ性能の高い電化製品への買い換えも検討しましょう。エアコンや冷蔵庫、ファンヒーターなどは、古い機器ほど消費電力が大きい傾向にあります。

これから1人暮らしを始める方は、引っ越しの際に、省エネ性能に注目して電化製品をそろえるとよいでしょう。

なお、省エネ家電の代表格といえばLED照明器具です。自宅で白熱電球や蛍光灯を使用しているならば、LED電球やLED照明器具への変更をおすすめします。

白熱電球とLED電球では6倍程度も消費電力が変わってくるので、毎日使用する場合、月間の電気代が大きく変わってきます。近年は100円ショップなどでもLED電球が販売されているので、この機会に買い換えてみましょう。

白熱電球やLED電球の電気代についてもっと詳しく知りたい方はこちら

代表的な電化製品の電気代と節約のコツ

上記の基本方針を押さえるのに加えて、消費電力の大きい電化製品の使い方を工夫することが、電気代を抑える重要なポイントです。代表的な電化製品の節電のコツを解説します。

エアコン

すでに説明したように、エアコンは数ある電化製品の中でも、とりわけ消費電力が大きい製品です。例えば、消費電力が700Wのエアコンを1日8時間、1カ月で20日間使用すれば3,500円程度の電気代がかかります。

使用しない時間帯は電源を切っておくのはもちろん、上記のように春・秋など、長期で使用しない場合は電源プラグを抜いておき、待機電力を発生させない工夫が必要です。

ただし、エアコンは使用時に電源プラグを挿入し、すぐに稼働を始めると、機器に負担がかかってしまうケースもあるので注意しましょう。電源プラグを差したら4時間程度の時間を空けてから、スイッチを入れるようにしましょう。

エアコンの最適な設定温度は?

エアコンの消費電力には、設定温度も大きく影響します。設定温度を夏場は高め、冬場は低めにすることで節電になるので、可能な限り実践してみましょう。環境省は冷房時の室温は28℃、暖房時の室温の目安は20℃を推奨しています。

冷暖房の設定温度を1℃高く(低く)設定するだけでも、10%程度の消費電力の削減になります。室内の快適さを失わない程度に、設定をコントロールすることが大事です。また、設定温度を調整することで、CO₂の削減にもつながります。

※出典:エアコンの使い方について | 家庭部門のCO₂排出実態統計調査

冷蔵庫

冷蔵庫も消費電力の大きい製品の1つなので、使い方に注意が必要です。冷蔵庫は常に稼働させるタイプの電化製品であり、例えば1人暮らし用の168Lの冷蔵庫の場合、1カ月あたりの電気代は約770円です。

消費電力を抑えるには、温度設定を「強」から「中」あるいは「弱」にするのが有効です。例えば、設定を「強」から「中」に切り替えると、月間で100~120円程度の節電になります。

ただし、冷蔵庫内の温度が高くなりすぎると、食品をうまく保存できない可能性があるので、周囲の温度が高い夏場は「強」の設定にしておき、気温が低くなる秋や冬場は「中」や「弱」の設定にするとよいでしょう。

また、細かいところではありますが、冷蔵庫の扉は開けたらすぐ閉めるようにする、物を詰め込みすぎないといったことも大事です。余計な冷却運動をさせないために、熱い料理をそのまま入れないといった工夫も求められます。

冷蔵庫の電気代についてもっと詳しく知りたい方はこちら

洗濯機

洗濯機は、毎日洗濯をしても1カ月に数百円の電気代ですが、水道料金もかかるので使い方に注意が必要です。例えば、洗濯容量が10kgで、洗濯時の定格消費電力が60Whの製品の場合、洗濯1回あたりの電気代は1.86円です。

しかし電気代に加えて水道代もかかるので、できるだけ洗濯物をまとめ洗いすることで稼働時間を減らし、光熱費を節約しましょう。

少量の洗濯物を何度も洗濯してしまう方もいますが、1人暮らしならば、なるべく1日1度の洗濯で済ませることが大事です。

また、すすぎの回数にも注意しましょう。全自動洗濯機の場合、すすぎの回数を指定できる製品が多く、回数を2回から1回にすることで、稼働時間を短縮できます。稼働時間を短縮すれば、年間で数千円の光熱費の節約になる可能性もあります。

洗濯機の電気代についてもっと詳しく知りたい方はこちら

モニターやテレビ

パソコンのモニターやテレビなどは、つい電源を入れたままにしがちなので、まずは小まめに電源を切る習慣を付けることが節電につながります。

さらに手間はかかりますが、電源プラグを抜いておくことで待機電力を消費せずに済むので、長時間使わない場合はプラグを抜いておきましょう。

また、画面の明るさを抑えることで、消費電力の削減につながります。ある程度は明るさを抑えても、視認性は損なわれないため、快適さを失わない範囲で、画面の明るさや輝度を落としてみましょう。

パソコン

パソコンの使い方も、1人暮らしの電気代の負担を大きくする要因の1つです。

例えば、家庭でノートパソコンを使っている場合、1日8時間使用するならば、1カ月で126円程度の電気代がかかります。デスクトップパソコンの場合、さらにモニターの電気代も考えなければいけません。

学生の場合、1日の大半をパソコンで動画を視聴したり、作業をしたりしている方も多いでしょう。在宅ワークやテレワークなどをしている方ならば、1日中パソコンで仕事をしている方も珍しくありません。

このように他の電化製品に比べて、パソコンは使用頻度が高くなりがちですが、使用しない間は電源を落としておき、余計な電力を消費しないことが大事です。

人によっては、電源を入れてから使用できるまでに時間を要するため、電源を一切落とさずに使い続ける場合もあります。

しかし、毎月の電気代の負担が大きくなるのに加えて、パソコンの寿命も短くなる可能性があるので、小まめに電源を切るようにしましょう。

パソコンの電気代についてもっと詳しく知りたい方はこちら

照明機器

照明機器は一つひとつの消費電力は大きくありませんが、家庭全体で考えると、1人暮らしでも使い方次第で、電気代の負担が大きくなるので注意が必要です。必要な時間のみ、必要な場所の照明機器を使用し、小まめに電源を切るようにしましょう。

また、先述のように、白熱電球や蛍光灯とLEDとでは、消費電力が大きく異なります。同じ程度の明るさでも、60W程度の電力を消費する白熱電球に対して、LED電球は5W程度で済むので、可能であれば家庭全体の照明機器をLEDに変更するとよいでしょう。

トイレ周り

1人暮らしでも住んでいる物件によっては、トイレに暖房便座やウォシュレットなどが装備されている場合もあります。

これらは利便性が高いものの、使用するたびに電力を消費するので、設定温度を低くしたり、できるだけ使わないようにしたりなど、工夫をすることが大事です。

また、使用しない場合は基本的に便座のフタを閉めておき、暖房便座から熱が逃げるのを防ぐようにしましょう。

料金プランや電力会社も見直してみよう

電気代の負担を軽減するには、電化製品の使い方を工夫するとともに、電力会社の料金プランの見直しや、電力会社の変更を検討することも重要です。料金プランを見直す際のポイントや、電力会社を乗り換えるメリットを解説します。

料金プランを見直す際のポイント

現在の電化製品の使い方や使用時間帯などを確認した上で、契約している電力会社の公式ページで、最適な料金プランはないかチェックしてみましょう。

例えば、夜間に多くの電力を消費しているならば、夜間電力が安いプランに変更することで、毎月の電気代の負担を軽くできる可能性があります。

また、電力会社によっては、さまざまなポイントが付与されるプランや、生活に関するサポートを受けられるプランなどもあるので、利用を検討してみるとよいでしょう。

電力会社の乗り換えも要検討

料金プランの見直しに加えて、電力会社そのものを乗り換えることで、電気代を安くできる可能性もあります。

詳しくは後述しますが、近年は新電力と呼ばれる電力会社も台頭しており、大手の会社よりもお得に電気を利用できる機会が増えてきました。これから1人暮らしを始めるなら、最もお得に利用できる電力会社はどこか、探してみるとよいでしょう。

ただし、すでに電気を利用している場合、契約先を変更する際に違約金が発生しないか、事務手数料などの有無を含めて確認する必要があります。電力会社の切り替え自体は、インターネットや電話で申し込みをすればOKです。

新電力をはじめとした電力会社の選び方

2016年の4月1日以降、電力の小売全面自由化により、多くの新規事業者が電力事業に参入し、消費者はさまざまな電力会社のサービスを利用可能になりました。

これから1人暮らしの引っ越しで電力会社を選ぶ場合や、電力会社の乗り換えを検討している場合、新電力を含めて契約先を考えてみましょう。

新電力とは?

新電力とは、電力の小売自由化以降に、新たに電力事業に参入した電力会社を指す言葉です。

従来、日本では東京電力や関西電力など、大手の電力会社しか電力の販売ができませんでしたが、電力の小売自由化により、さまざまな事業者が電力会社としてサービスを提供するようになりました。

大手の電力会社にはない料金プランや、サービスを提供している新電力も多く、できるだけお得に電力を利用したい家庭にとっては、おすすめの選択肢となっています。

1人暮らしでも有効なプランが多いので、この機会に利用を検討してみましょう。新電力について詳しくは、以下の記事で解説しています。

新電力についてもっと詳しく知りたい方はこちら

電力会社を選ぶときの注意点

新電力を含めた電力会社を選ぶ際には、まずは電気の供給エリアを確認する必要があります。

電気を利用できる地域が限定されている会社もあるので、利用を検討している電力会社が、お住まいの地域に電気を供給できるかチェックしなければいけません。

また、上記のように家庭に合った料金プランか、支払方法とともに確認しましょう。さらに新電力をはじめとして、新規契約でお得なキャンペーンを利用できる場合や、オプションでさまざまなサービスを受けられるプランもあります。

総合的に考えて、最もお得に利用できる会社を慎重に選択しましょう。

電気とガスのセット割にも注目しよう

電力会社によっては、電気だけではなく、ガスとの「セット割」で光熱費を安くできるプランもあります。電気の料金プランや電力会社の変更を考えているならば、この機会にガスとセットでの契約も検討してみましょう。

「Looopでんき+ガス」で光熱費の負担を軽減!

東京電力エリアで都市ガスを使っている方は、Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)+Looopガス」をチェックしましょう。

スマートタイムONEは、電気料金の単価が市場価格に合わせ時間帯で変動する市場連動型プランです。単価が安い時間帯に集中して電気を使うようにすれば、電気代が安くなります。ガス割の1円は、スマートタイムONE(電灯)の固定従量料金単価から割り引かれます。

電気とガスの業者を一緒に切り替えたい場合は、電力会社とガス会社を別々に契約するより、Looopでんきのセット割プランを利用したほうがお得です。(※東京電力エリア限定)

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電化製品の使い方を工夫して電気代を安くしよう

1人暮らしの電気代の平均や計算方法、さらに電気代を安くするためのポイントを解説しました。

たとえ1人暮らしであっても、電化製品の使い方次第で、電気代が高くなってしまいます。消費電力の大きい製品を中心に使い方を工夫して、少しでも毎月の負担を減らしましょう。

また、電気の料金プランや電力会社の乗り換えをすることで、電気代を安くするのもおすすめです。

電化製品の電気料金が気になる方は、家電の買い替えや使い方を工夫するだけでなく、電力会社の変更や電気料金プランの見直しも検討してみましょう。

Looopでんきでは、市場価格に合わせて電気料金が変わる「スマートタイムONE」を提供しています。

ご自宅で電気を使用するタイミングを工夫したり、使用量を調整したりすれば電気料金の節約につながります。これを「ピークシフト」や「ピークカット」と呼びます。

以下は、ピークシフト・ピークカットの取り入れ方の例です。

  • 電気料金が安い時間帯に「電化製品を使用する家事」を済ませる
  • タイマー機能の付いた洗濯機や食洗機などを導入し、電気料金が安い時間帯を狙って稼働させる
  • 電気料金が高い時間帯には、外出を楽しむ

ピークシフト・ピークカットを実際に普段の生活へ取り入れているお客様の声を紹介します。

(40代 / 女性 / 5人暮らし)
電気の使用量アプリをうまく使い、節電出来ているので、おすすめしたいです。アプリは分かりやすいし、使用料金もでているので目安になりやすいです。

(40代 / 女性 / 3人暮らし)
ゲーム感覚で電気の節約を楽しめたのは初めてで楽しんでいた自分がいました。
周りの友人にもこの楽しさを共有したいので100%勧めたい。

まずは、市場連動型のプランを無理なく生活サイクルへ取り入れられるかどうかイメージしてみてはいかがでしょうか。

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