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2人暮らしの生活費の平均はいくら?無理のない節約方法もご紹介 2人暮らしの生活費の平均はいくら?無理のない節約方法もご紹介

1人暮らしから2人暮らしに変わると生活費の使い方も変わります。2人暮らしを始めた場合に生活費がどれくらいかかるかは気になるところです。

そこで統計から2人暮らしの生活費の平均値や内訳を明らかにして、それぞれの節約方法を解説し、無理のない節約方法などもご紹介します。

これから結婚や同棲、ルームシェアなどで2人暮らしを始める方は必見です。

2人暮らしの生活費の平均と内訳

2人暮らしの生活費はどれぐらいかかるか、統計から見てみましょう。総務省の家計調査における2020年の「世帯類型別1世帯あたり1カ月間の収入と支出」によると、夫婦のみの世帯の消費支出額は255,652円で、内訳は下表のようになります。これは全国の2,909世帯の平均額です。

2人暮らしの消費支出平均値
支出の分類 金額 消費支出合計額に占める比率(%)
食料 69,133円 27.0%
住居 17,921円 7.0%
光熱・水道 19,757円 7.7%
家具・家事用品 11,551円 4.5%
被服及び履物 6,571円 2.6%
保健医療 15,568円 6.1%
交通・通信 36,433円 14.3%
教育 32円 0.0%
教養娯楽 22,462円 8.8%
その他の消費支出 56,225円 22.0%
消費支出合計 255,652円 100.0%
※出典:家計調査家計収支編二人以上の世帯詳細結果表年次2020年|ファイル|統計データを探す|政府統計の総合窓口(3-6世帯類型別二人以上の世帯・勤労者世帯)

消費支出のうち27%と最も大きな割合を占めるのが食料費です。食料のなかでは調理食品が9,503円と最も大きくなっています。食料のなかには外食の7,164円も含まれます。酒類は4,096円で食糧費の6%程度となっています。

食料費に次いで大きいのはその他支出費の56,225円で、消費支出総額の22%を占めます。このうち理美容などの諸雑費が22,778円、交際費が20,237円などとなっています。

交通通信費も食料費に次いで大きく、36,433円と消費支出総額の14.3%を占めます。このうち、大きなものは、自動車関係費の22,569円と通信費の11,208円です。これに次ぐのが教養娯楽費の22,462円で支出総額の約9%を占めていますが、なかでも大きいのが教養娯楽サービスの11,082円です。

この夫婦のみの世帯における世帯主の平均年齢は68.4歳で、持ち家率は88.4%と高い反面、家賃・地代を払っている世帯の割合は10.9%と低くなっています。住宅ローンの支払いについては消費支出に含まれていないので注意が必要です。

また、2020年はコロナ禍にあった影響か、コロナ前の2019年に比べると、消費支出が全体で13,427円減少しています。前年との比較をまとめたのが下の表です。

各項目で大きく減少したのは、その他支出で‐8,359円、教養娯楽が‐5,331円、被服及び履物が‐1,949円で、その他支出では交際費が‐6,808円、教養娯楽サービスが‐5,386円となっています。

※出典:家計調査家計収支編二人以上の世帯詳細結果表年次2020年|ファイル|統計データを探す|政府統計の総合窓口(3-6世帯類型別二人以上の世帯・勤労者世帯)

2019年と2020年の消費支出の比較(2人世帯)
支出の分類 2019年消費支出 2020年消費支出 2019年比
食料 69,093円 69,133円 40円
住居 16,664円 17,921円 1,257円
光熱・水道 19,876円 19,757円 ▲119円
家具・家事用品 10,857円 11,551円 694円
被服及び履物 8,520円 6,571円 ▲1,949円
保健医療 15,074円 15,568円 494円
交通・通信 36,579円 36,433円 ▲146円
教育 39円 32円 ▲7円
教養娯楽 27,793円 22,462円 ▲5,331円
その他の消費支出 64,584円 56,225円 ▲8,359円
消費支出合計 269,079円 255,652円 ▲13,427円
※出典:家計調査家計収支編二人以上の世帯詳細結果表年次2020年|ファイル|統計データを探す|政府統計の総合窓口(3-6世帯類型別二人以上の世帯・勤労者世帯)
※出典:家計調査家計収支編二人以上の世帯詳細結果表年次2019年|ファイル|統計データを探す|政府統計の総合窓口(3-6世帯類型別二人以上の世帯・勤労者世帯)

家計を管理する

家計を管理する 家計を管理する

家計を改善するためには家計管理が何より大切です。そのために、なぜ改善するのか、節約するのかという目的を明確にする必要があります。目的を一緒に共有できたら、現状を把握するために家計簿をつけることがおすすめです。

まずは現状把握と目的設定から

「贅沢していないのに貯金できない」と思っている方が多くいます。そういう方は知らず知らずのうちにお金を使っているのですが、その現状把握ができていないためにお金が貯まらなくなっています。

これはダイエットと同じで、ダイエットは摂取カロリーより消費カロリーが上回るようにするのが大事ですが、摂取カロリーがわからないと必要消費カロリーを計算しようがありません。家計改善も支出より収入が上回るようにすることがポイントになります。それには支出の記録から始めて、家計を見直す必要があります。

家計の見直しは、目的を明確にするところから始まります。貯蓄の目的が明確になったあとは、貯蓄額の目標を設定します。

将来の子どもの学費を貯めるのが目的なら、保育園から大学に行くまでいくら必要になるかを計算をして目標額を決めます。そのうえで、いつまでにいくら貯めるかの指標と、そのために月々いくら貯蓄すべきか、生活費を月いくらに抑えるべきかの予算を立て、その予算通りに家計を管理することが大切です。

支出を「見える化」

家計を見る場合、固定費がいくらかをまず把握することが大切です。例えば、2人暮らしの場合の固定費は、

・住居費:家のローンや家賃
・光熱・水道費:電気料金、ガス料金、水道料金
・交通・通信費:車のローンや車検費、電話代、インターネット接続料
・その他支出:保険料や国民年金、所得税、住民税、新聞代

などです。固定費は支出の大きな割合を占めますが、把握するのは難しくありません。

収入から固定費を引いたお金から変動費を支出することになります。主な変動費としては、以下のものがあります。

・食費:日々の食費・外食代など
・日用品費:日用品や消耗品
・交際費:飲み会代やデート代、プレゼント代など
・交通費:電車、バス、タクシーといった交通機関の利用代金
・美容・被覆費:美容院代や衣類の購入費用、化粧品代など

変動費は月々変わるので、家計簿をつける意味は変動費として何に使ったかを記録して見直すのが目的といっても過言ではありません。変動費が見える化できれば、無駄遣いも見えてきます。

便利な家計簿アプリ

家計を管理する手段に家計簿があります。家計簿をつけるとお金の使い方がわかり、支出項目ごとの割合をつかむことができます。家計簿によって支出を「見える化」すれば、目標実現に向けて、お金の使い方を見直すこともできます

「家計簿をつけるのは面倒くさい」と考えている方は多いことでしょう。でも今は、クレジットカードやキャッシュレス決済と連携した家計簿アプリが提供されていて、いちいちレシートを見ながら、何にいくら使ったと記帳しなくても大丈夫です。

家計簿アプリを使えば自動的に記帳されるので、スマホで何にいくら使ったかを確認するだけで簡単です。ノートで家計簿をつけるのが面倒くさい方には、おすすめです。積極的に活用してみてはどうでしょうか。以下に無料で使える代表的なアプリをご紹介します。

家計簿アプリ一覧
家計簿アプリ 概要
マネーフォワードME アプリに利用している銀行やクレジットカードを連携して、支出や口座の残高、クレジットカードの利用残高を見える化。現金支出はレシート撮影で簡単に入力可能。クレジットカードの次回引き落とし情報をまとめて管理。予算機能で今月使用できるお金チェック可能。
OsidOri
(オシドリ)
口座の入出金やクレジットカードの支出を自動で反映。自分で支払った家賃や光熱費などのシェア分を選べば、夫婦などで共有できるうえ、夫婦で家族貯金も始めることが可能。自分のお金はパートナーから見えない自分専用ページで管理。
レシーピ! レシートをスマホで撮影するだけで、日付や店舗名もアプリ内のカレンダーに自動記録。記録した家計簿はグラフやカレンダーで見ることが可能。しっかりモードでクレジットカードの支出も管理できる。
Dr.Wallet
(ドクターウォレット)
スマホでレシートを撮影すると、オペレーターが手作業でデータを入力。カテゴリ分類は自動的に判断。クレジットカードや電子マネーの利用明細取得の認証情報を登録すれば、自動で明細を取得して家計簿データを作成。
Zaim
(ザイム)
レシートをスマホで撮影すると品名や金額を自動で読み取る。キャッシュレスの場合は、銀行口座やクレジットカードをアプリに連携するだけで、入出金の明細を自動で家計簿に反映。家計簿の記録を紙に印刷することも可能。

変動費を見直す

変動費を見直す 変動費を見直す

家計簿をつけられるようになったら、家計を見直すことにします。生活費で何に使っているかがわかりにくいのが変動費です。そのなかでも金額の大きい食費と教養娯楽費などから見直しましょう。

食費

食費は消費支出全体のなかで大きな割合を占めていて、工夫次第で節約が可能です。2人暮らしの場合の食費は、総務省の家計調査における2020年の「世帯類型別1世帯あたり1カ月間の収入と支出」によると、69,133円です。そのうち外食費7,164円で、夫婦での外食なら月2回程度です。

食費を節約するには、外食を減らし、自炊を増やすことです。しかし月1回は外食をしてゆっくり過ごしたいという方もおられるでしょう。外食を月2回から1回に減らすだけでも節約になります。

食料品の購入費を少しでも減らすなら、スーパーのプライベートブランドを利用すれば、メーカー商品よりもお買い得なものがたくさんあります。業務用の食品スーパーの利用もおすすめです。安価で量が多いのが特徴です。

もう1つの方法は、通販サイトでの「訳ありグルメ」の購入です。型崩れなどで見た目がよくない場合や、賞味期限が迫っている場合、正規品として販売できず、通常より価格を落として割引価格で販売しています。見た目が劣りますが、正規品と同じ材料なので味には問題がありません。

教養娯楽など

総務省の家計調査(家計収支編)2020年では、その他支出費は56,225円で、支出総額の22%を占め、このうち理美容などの諸雑費が22,778円交際費が20,237円と多く、教養娯楽費も22,462円となっています。

娯楽費には、趣味で音楽CDを購入したり、野球やサッカーの試合を見に行ったりすることも含まれます。旅行費やフィットネスクラブの利用なども同様です。夫婦で同じ趣味の場合は削りにくいかもしれませんが、映画館を極力控える・サブスクリプションサービスのプランを安いものに切り替えるなどで削ることは可能です。違う作品が見られるからと複数加入している場合は、ひと月につき1サービスだけ契約して毎月サービスを切り替えるなど、見ないのに契約している状態をなくすようにしてみましょう。

交際費は、仕事上の付き合いで飲むことが多い場合もありますが、そのような場合は別項目で管理するようにすれば、わかりやすくなります。職場の飲み会も、会社負担の場合もあれば、個人負担の場合もあるので、個人負担の場合は参加しないという選択も必要です。
教養娯楽費や美容費には、節約しにくい部分もあります。夫婦で話し合いながら、支出に優先順位をつけて、メリハリをつけるようにすることが大事です。

固定費を見直す

消費支出のうち、固定費は毎月、または毎年必ず一定額が支出される項目です。支出全体に占める割合も固定費の方が大きいので、家計を見直すなら固定費から行うのが鉄則です。

住居費

住居費は支出のなかで最大になる世帯が多いのではないでしょうか。国土交通省住宅局が毎年まとめている住宅市場動向調査報告書(令和2年)によると、月々の住宅ローン返済額は、中古マンションで7.7万円、新築分譲マンションで11.6万円、分譲戸建て住宅で10.3万円となっています。

年収に占める住宅ローンの返済負担率は、分譲戸建て住宅が最も高く18.6%、注文住宅17.9%、分譲マンション17.4%、中古マンション14.8%などとなっています。

一方賃貸住宅では、平均家賃は月額76,059円+共益費月額4,575円。平均の収入は40.5万円で、収入に占める家賃と共益費の月額の割合は、約20%となっています。家賃と共益費の負担感は、分譲戸建て住宅の返済負担率よりも高くなっています。

持ち家の場合、「住宅ローンの借り換え」が有効なことがあります。住宅ローンの借り換えとは、新たなローンを借りてこれまで返済してきた住宅ローンを一括返済することです。既存のローンの金利よりも低い金利のローンに借り換えることができれば、毎月の返済額や総返済額を大きく減らすことができます。

賃貸住宅の場合、家賃の安い住宅に住み替えることで、住居費を減らせる可能性があります。もし住み替えとなれば、敷金、礼金、仲介手数料、引越し費用などの初期費用がかかりますが、家賃を引き下げることができれば長期的に支払う住居費の総額を減らすことができます。

※出典:令和2年度 住宅市場動向調査報告書(国土交通省住宅局)

通信費

総務省の令和3年版情報通信白書によると、年間の移動電話通信料は104,192円で、携帯代・スマホ代が家計で大きな割合を占めています。固定電話を含めた電話通信料121,825円で消費支出に占める割合は4.35%となっています。

携帯代・スマホ代を安くするには、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えると大幅に通信費を減らすことができます。格安SIMは独自の回線を持たないで、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているので、低価格を実現しています。大手キャリアから乗り換えるだけで通信費が3分の1になった例もあります。

契約している携帯・スマホのプランで、データ量が余っていれば容量の少ないプランに、電話をよくかける方はかけ放題プランに変更することで通信費を減らせる可能性があります。現在、大手キャリアも低価格の新ブランドをリリースしているので、自分に合ったプランへの見直しがおすすめです。

※出典:総務省「令和3年版情報通信白書」

水道光熱費

総務省の「家計調査2020年(家計収支編)」によると、2人暮らしの生活費における光熱・水道費は19,757円と消費支出全体の7.7%を占めています。このうち電気料金は9,679円と大きく、ガス料金4,333円、上下水道料金4,392円のほぼ倍になっています。

水道料金の節約では、食器を洗う場合やシャワーを使う場合に、水を出しっ放しにしないことです。お湯を使っていればガス料金もかかります。洗濯機を使う場合もお風呂の残り湯で洗うようにすれば、大きな節約になります。トイレも水を流すときに大小のレバーを正しく使い分けることが大事です。節水トイレへの切り替えもおすすめです。

ガス料金を節約するには、台所では電子レンジを積極的に使用するのがおすすめです。また、給湯器の設定温度を40℃以上にしている場合、38℃に設定することでガス料金が節約できます。お風呂も、家族の入浴の間の時間を空けないようにすることや風呂のふたをすることで、追い炊きの回数を減らします。

電気料金を節約するには、電気や電化製品をつけっ放しにしないことです。環境省によれば、エアコンを冷房時に1℃高くすると消費電力は約13%(約70W)削減でき、暖房時に1℃低くすると約10%削減できます。夏は冷房を28℃、冬の暖房は20℃を目安に設定しましょう。

このようにこまめな節約を実践していくことが大事になりますが、電気とガスについては、電力の小売全面自由化、都市ガスの小売全面自由化によって、電気・ガスの小売りに新規参入する会社が増え、電気とガスを1つの会社にまとめて安くする「セット割」という新サービスが次々に出ています。

電気料金とガス料金をセットにすることによって安い価格を実現している例として、Looopでんきの「Looopでんき+ガス」というセットプランがあります。

年間で約16,400円もお得!「Looopでんき+ガス」をチェック

※出典:環境省|COOLCHOICE|みんなで節電アクション!

無理のない節約は電気料金の見直しから

2人暮らしの生活費について節約方法を見てきましたが、固定費の見直しのなかでも、電気料金の見直しはおすすめです。2016年の電力小売りの全面自由化以降新規参入してきた小売電気事業者(=新電力会社)が販売する料金プランへの切り替えは、電気料金の節約において魅力的です。なかでも、Looopでんきの料金プランなら電気料金の節約も環境貢献もできます。

Looopでんきが提供する「おうちプラン」は、基本料金は0円で、使った電力量に応じてお支払いいただくシンプルなプランとなっています。2人暮らしのご家庭にもピッタリ。もし東京ガスエリアであれば、電気とガスのセットにすると電気の従量料金が3%割引となるのでさらにお得です。なお、Looopでんき+ガスのサービス提供エリアは、東京ガス株式会社の「東京地区等」に位置づけられる区域(日立市を除く)となります。

プランにはほかにも、再生可能エネルギーを活用することで続ければ続けるほど従量料金が毎年0.5円/kWhずつ低減する「再生エネどんどん割」プランがあります(北海道電力エリアのみ)。また、通常従量料金よりも1円下げた価格で電気を供給する、住宅用太陽光発電システムをお持ちの方向けのソーラー割など条件に応じた各種割引もあります。

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