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再エネ賦課金の写真 再エネ賦課金の写真

一人暮らしを始める際は、部屋を借りたり引越したりする際にお金がかかります。また、電化製品・家具・生活用品もそろえる必要があるため、初期費用の目安を把握して準備に役立てましょう。一人暮らしの初期費用を節約するコツも解説します。

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一人暮らしの賃貸物件にかかる初期費用

部屋を借りて一人暮らしを始めるには、入居時にさまざまな費用がかかります。賃貸物件にかかる一人暮らしの初期費用を見ていきましょう。

敷金・礼金

敷金とは、賃貸契約を結ぶ際に、家賃の滞納や部屋の損傷に備えて大家や管理会社に預けるお金のことです。一般的には、未払い家賃や原状回復費用を差し引いた残額が退去時に返金されます。
また、礼金とは賃貸契約時に大家へのお礼として支払うお金のことです。敷金とは違い、退去時に返金されることはありません。
敷金と礼金のいずれも、相場は家賃の1~2カ月分です。近年は敷金・礼金の片方または両方がない物件も増えています。

仲介手数料

一人暮らしで住む物件を探す際は、不動産会社を通すのが一般的です。気に入った部屋が見つかって賃貸契約を結ぶときには、仲介サービスに対する成功報酬として不動産会社に仲介手数料を支払います。
賃貸契約における仲介手数料の合計は、宅地建物取引業法第46条により、「家賃1.1カ月分(家賃1カ月+消費税10%)以内」と規定されています。原則的には借主と貸主の折半になるため、入居者が支払う仲介手数料の上限は家賃の0.55カ月分です。
ただし、負担割合は両者の合意により変更が可能であり、入居者が全額負担となっているケースもあります。相場は家賃の0.55カ月~1.1カ月分ということになりますが、あくまでも合意の上で負担割合が決まることを頭に入れた上で契約に臨みましょう。
※出典: 宅地建物取引業法 第四十六条 | e-Gov法令検索

火災保険料

賃貸契約には火災保険への加入が条件となっているのが一般的です。通常は不動産会社から保険会社を紹介されますが、自分で選んだ火災保険に加入しても問題ありません。
一人暮らしにおける火災保険料の相場は、年間10,000~15,000円です。自分で探した火災保険に加入すれば、不動産会社が紹介する保険より保険料を抑えられる可能性があります。
また、近年は保険料を月払いにして家賃と併せて請求してもらえるケースもあります。火災保険料の月払いを選択できる場合は、初期費用を抑えることが可能です。

賃貸保証料

借主が連帯保証人を立てられない場合は、家賃保証会社がその役割を担います。家賃保証会社を利用するために支払う費用が賃貸保証料です。
家賃を滞納した場合、家賃保証会社が代わりに家賃を立て替えてくれるため、大家は安心して賃貸経営を行うことができます。
賃貸保証料の相場は家賃の0.5~1カ月分です。ただし、賃貸保証料はあくまでも家賃保証会社を利用するための費用であり、家賃を滞納した場合は手数料を上乗せした金額が家賃保証会社から請求されます。

鍵交換費用

鍵交換費用とは、賃貸物件に入居する際、前の入居者が使用していた鍵を新しいものに交換するための費用です。前の入居者が合鍵を作っている可能性があり、防犯上のリスクを避けるために鍵の交換が行われます。鍵交換費用の相場は10,000~20,000円です。
なお、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、入居時の鍵交換費用は貸主負担であることが妥当と考えられるとしています。
ただし、これはあくまで原状回復に関するガイドラインであり、入居時の初期費用として請求されるケースには適用されないと考えられています。一般的に鍵交換費用は借主負担となっています。
※出典: 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン | 国土交通省

日割り家賃・前家賃

賃貸物件にかかる最初の家賃は、前払いとなっているのが一般的です。例えば、4月から入居する場合は、契約時に4月分の家賃を前家賃として支払います。その後の家賃も基本的には前払いです。
また、月の途中から入居するケースでは、その月の日割り家賃と翌月の家賃を前払いします。4月途中に入居する場合は、日割り計算した4月分の家賃と5月分の前家賃を契約時に支払わなければなりません。

一人暮らしの引越しにかかる費用

引越しにかかる費用は、通常期と繁忙期で差があります。一人暮らしの引越しにかかる費用の相場を知り、引越し費用を安くしたい場合の参考にしましょう。

通常期(5~1月)の引越し費用の相場

引越す時期を選べる場合は、5~1月の通常期に引越すのがおすすめです。通常期における一人暮らしの引越し費用の相場は以下の通りです。

荷物小(軽トラック程度) 荷物大(1.5~2tトラック程度)
同一県内(50km未満)40,000円50,000円
同一地方(50~200km)45,000円65,000円
近隣地方(200~500km)55,000円85,000円
遠距離(500km以上)70,000円100,000円

繁忙期(2~4月)の引越し費用の相場

2~4月は進学や就職で引越す人が多い繁忙期です。次に挙げる相場を見てもわかるように、通常期に比べるとどうしても費用が高くなってしまいます。

荷物小(軽トラック程度) 荷物大(1.5~2tトラック程度)
同一県内(50km未満)50,000円65,000円
同一地方(50~200km)60,000円85,000円
近隣地方(200~500km)70,000円105,000円
遠距離(500km以上)80,000円125,000円

一人暮らしを始める前にそろえたい物と費用

初めて一人暮らしをする場合は、電化製品・家具・生活用品の準備も必要です。一人暮らしを始める前に準備しておきたい物と費用の相場をご紹介します。

電化製品・家具

一人暮らしを始めるにあたってそろえておきたい電化製品や家具としては、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・照明・炊飯器・カーテン・布団セットが挙げられます。これらをすべて購入した場合の費用相場は100,000~200,000円です。
テレビ・掃除機・ドライヤー・ベッド・ソファ・テーブルなどは、なくても生活できるため優先順位は低めです。余裕ができたら必要に応じて買いそろえていくとよいでしょう。
なお、一人暮らしに必要な電化製品や家具の中でも、カーテンと照明は引越し当日にないと特に不便です。

生活用品

一人暮らしに必要な生活用品としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 台所用品:調理器具・包丁・まな板・食器・食器用洗剤・スポンジ
  • お風呂用品:ボディスポンジ・タオル・シャンプー・リンス・ボディーソープ
  • 日用品:ティッシュペーパー・トイレットペーパー・歯ブラシ・歯磨き粉・ゴミ袋
  • 洗濯用品:物干し竿・ハンガー・洗濯用洗剤・柔軟剤

10,000~20,000円程度の予算を考えておけば、引越し前にある程度の生活用品はそろえられるでしょう。引越し当日の生活に困らないよう、トイレットペーパー・タオル・衛生用品は初日から用意しておきたいものです。

【家賃別】一人暮らしの初期費用のシミュレーション

一人暮らしの初期費用の内訳を把握できたら、総額でどのくらい用意すればよいのかをイメージすることが重要です。初期費用の家賃別シミュレーションを見ていきましょう。

家賃3万円の物件で一人暮らしを始める場合

家賃3万円の物件にかかる初期費用の目安は約163,000円です。

敷金30,000円
礼金30,000円
仲介手数料33,000円
火災保険料10,000円
賃貸保証料15,000円
鍵交換費用15,000円
前家賃30,000円
合計163,000円

引越し費用が約80,000円(繁忙期・荷物小・遠方)、電化製品・家具・生活用品の費用が約150,000円かかる場合、初期費用の合計は約163,000円+約80,000円+約150,000円=約393,000円となります。

家賃5万円の物件で一人暮らしを始める場合

家賃5万円の物件にかかる初期費用の目安は約245,000円です。

敷金50,000円
礼金50,000円
仲介手数料55,000円
火災保険料10,000円
賃貸保証料15,000円
鍵交換費用15,000円
前家賃50,000円
合計245,000円

引越し費用が約80,000円(繁忙期・荷物小・遠方)、電化製品・家具・生活用品の費用が約150,000円かかる場合、初期費用の合計は約245,000円+約80,000円+約150,000円=約475,000円となります。

家賃7万円の物件で一人暮らしを始める場合

家賃7万円の物件にかかる初期費用の目安は約327,000円です。

敷金70,000円
礼金70,000円
仲介手数料77,000円
火災保険料10,000円
賃貸保証料15,000円
鍵交換費用15,000円
前家賃70,000円
合計327,000円

引越し費用が約80,000円(繁忙期・荷物小・遠方)、電化製品・家具・生活用品の費用が約150,000円かかる場合、初期費用の合計は約327,000円+約80,000円+約150,000円=約557,000円となります。

一人暮らしの初期費用を節約するコツ

これまでの解説から、一人暮らしを始める際には相応の費用がかかることが分かってきたのではないでしょうか。できるだけ初期費用を抑えるためのコツをご紹介します。

初期費用を抑えられる物件を探す

近年は敷金や礼金が発生しない物件が増えています。敷金・礼金なしの「ゼロゼロ物件」なら、初期費用の大幅な節約が可能です。ただし、敷金がない物件でも退去時の原状回復費用は発生するため、誰が負担するのかを契約時に確認しましょう。
不動産会社によっては、初期費用の分割払いができるケースもあります。入居後しばらくは支払いの負担が増すものの、初期費用は減らすことが可能です。
また、最初から電化製品や家具が無料でついている物件もあります。電化製品や家具にかかる費用の大幅な節約につながるため、物件探しのときに意識してみるとよいでしょう。

引越し費用を節約する

引越し費用は時期だけでなく曜日でも変動します。土日祝日は引越しの需要が高く、土日と連休にしやすい月曜日と金曜日も安くなりにくいため、火~木曜日に引越すと費用を節約できる可能性があります。
時間帯も引越し費用に影響する要素です。午前便は午後に新居で荷解き作業ができるため人気があり、費用も高くなります。時間帯にこだわらないなら午後便を検討しましょう。
引越し業者によっては、費用を抑えられる単身者向けプランを提供している場合があります。また、早割サービスを提供している業者なら、できるだけ早く申し込むことで費用を節約できるでしょう。
近場に引越す場合は引越し業者を利用しないのも一つの方法です。レンタカー代・ガソリン代や手伝ってくれた人へのお礼などで費用を済ませられます。

必要な物以外は後からそろえる

電化製品・家具・生活用品については、最初から充実させる必要はありません。最低限必要な物だけをまずは購入し、必要な物以外は後からそろえるようにすれば、初期費用を節約できます。
例えば、実家で常にテレビを見ていた人にとっては、テレビが生活必需品のように感じられるかもしれません。しかし、普段からしっかりと放送を見ない方には不要な物であり、工夫すればパソコンやスマホでも視聴できます。必要性を感じた場合に購入を検討するとよいでしょう。
また、近年は一人暮らしで掃除機を購入しないケースも増えています。集合住宅では騒音による周囲への影響が気になりやすいためです。狭い部屋ならハンドクリーナーやフローリングワイパーで十分に掃除できます。

光熱費や通信費を抑える方法を検討する

引越し後に毎月かかる光熱費や通信費といった固定費は、初期費用ではありませんが、引越しのタイミングで見直すのが節約のチャンスです。
電気やガスは自由に会社を選べるため、セット割やキャンペーンをうまく活用すれば、トータルの支出を抑えられます。例えば、ガスと電気のセット割があるプランを選ぶことで、月々の光熱費が割安になるケースもあるのです。
また、電力会社によっては、新規契約時にAmazonギフトカードやキャッシュバックなどの特典がつくキャンペーンを実施していることもありますので、ご家庭のライフスタイルや電気の使い方に合ったプランを探してみましょう。

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スマートタイムONEは、電気料金の単価が市場価格に合わせ時間帯で変動する市場連動型プランです。単価が安い時間帯に集中して電気を使うようにすれば、電気代が安くなります。ガス割の1円は、スマートタイムONE(電灯)の固定従量料金単価から割り引かれます。

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一人暮らしの初期費用の目安を把握しておこう

一人暮らしを始める際は、物件にかかる費用や引越し費用、電化製品・家具・生活用品の購入費用が発生します。一般的には300,000~500,000円程度かかるため、内訳を確認した上でお金を準備しておかなければなりません。
一人暮らしの初期費用は工夫次第で節約が可能です。少しでも初期費用が安くなるように、できる範囲で節約に取り組んでみましょう。

お引越しは、電気会社を見直す絶好のタイミングです。新しい住まいの広さや家族の人数に合わせた電気料金プランを選ぶことで、日々の光熱費を効率的に管理できます。

Looopでんきの「スマートタイムONE」は、市場価格に連動して電気料金が時間帯ごとに変動するプランです。電気料金が安くなる時間帯を活用すれば、効率的に電気代を節約することができます。特に、家族で電気をたくさん使う世帯にもおすすめのプランです。また、契約期間の縛りがなく、解約手数料もかかりません。新しい生活を始める際にも安心してご利用いただけます。

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