東京エリアでガス会社を選ぶ際には、多くの事業者が参入しているため、どこを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。ご家庭の環境やライフスタイル、家族構成に合った会社を見極めることが重要です。おすすめのガス会社や選び方のポイントを解説します。
東京電力エリアでおすすめのガス会社
東京電力エリアでは、複数のガス会社が競争しており、さまざまな料金プランやサービスが利用可能です。
電気とのセット割引や、利用にあたり特典を得られる場合もあります。代表的なガス会社を紹介するので、ご家庭のガスの利用状況や、ライフスタイルに合うところを見つけましょう。
Looopでんき+ガス
「Looopでんき+ガス」では、電気とガスのセット割のサービスを提供しています。基本料金は1,000円で、従量料金はどれだけ使っても、128円/m³で利用が可能です。
電気の料金単価も1円割引になるため、電気の使用量が多いご家庭にとっては、両方をまとめて契約することで、コスト面で大きなメリットが得られます。
さらに、電気とガスをひとつの会社で契約することで請求が一本化され、毎月の光熱費の管理が簡単になる点も魅力です。
また、解約金・違約金が一切かからないため、電気とガスをセットで契約してもライフスタイルの変化に合わせて柔軟に利用できます。契約や手続きはオンラインで完結するため、忙しい方でも簡単に申し込みできます。
まずは、お住まいの地域が対象エリアに入っているか確認してみましょう。
東京電力エリアで都市ガスを使っている方は、Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)+Looopガス」をチェックしましょう。
スマートタイムONEは、電気料金の単価が市場価格に合わせ時間帯で変動する市場連動型プランです。単価が安い時間帯に集中して電気を使うようにすれば、電気代が安くなります。ガス割の1円は、スマートタイムONE(電灯)の固定従量料金単価から割り引かれます。
電気とガスの業者を一緒に切り替えたい場合は、電力会社とガス会社を別々に契約するより、Looopでんきのセット割プランを利用したほうがお得です。(※東京電力エリア限定)
東京ガス
「東京ガス」は、首都圏で長年にわたりガスの供給をしてきた実績と、信頼性を持つ大手のガス会社です。都市ガスの安定供給に加えて、困ったときの緊急時対応や、コールセンターのサポート体制に定評があります。
料金プランもバリエーションが豊かで、使用量やライフスタイルに合わせたポイントを受けられるのが魅力です。リフォームやガス機器の導入サポートなども充実しているため、長期的に付き合える業者を求める方におすすめです。
CDエナジーダイレクト
「CDエナジーダイレクト」は、東京電力と中部電力の共同出資によるエネルギー会社で、電気・ガスのセット割が強みです。
料金プランがシンプルでライフスタイルに合わせて選びやすく、特典やキャッシュバックキャンペーンなども、積極的に展開されています。
また、オンライン管理画面も使いやすく、使用状況や請求額をすぐに確認できるのも特徴です。契約プランの変更やお得なキャンペーン情報も、オンラインで簡単にチェックできます。
エルピオ都市ガス
「エルピオ都市ガス」は、大手と比べても遜色ないサービスを提供しつつ、新規契約者向けの割引や特典が豊富です。24時間365日のサポートが利用可能で、契約やトラブル時にも、親身に対応してもらえるのが魅力です。
引越しなどで新たにガス契約を検討される方や、初めて民間の都市ガス会社を利用する場合でも、安心して申し込める体制が整っています。供給エリアは一部に限られるものの、対応している地域であれば、十分検討に値するでしょう。
ENEOS都市ガス
「ENEOS都市ガス」は大手エネルギー企業である、ENEOSグループによるガスの提供サービスです。
電気とガスをセットで契約することで、一定の割引きを受けられるのに加えて、ガス料金の支払いをENEOSカードに設定すれば、さらに月額100円の割引が適用されます。
また、Tポイントの付与やANAマイルなど、複数のポイントサービスとも連携し、日常生活で手軽にポイントがたまる仕組みも特徴です。ガス供給の安定性はもちろん、緊急対応や保守サービスなども充実しています。
東急でんき&ガス
「東急でんき&ガス」は、東急グループが提供する電気・ガスサービスで、沿線エリアを中心に人気を誇っています。同グループのサービスと連携した特典が充実しており、利用に応じてTOKYU POINTがもらえます。
貯まったポイントは、東急百貨店での買い物や、東急線の乗車券として利用できるため、日常生活での利便性が高いのも魅力です。さらに東急線の定期券を持っている方には、特別な割引サービスも用意されています。
ご家庭に合ったガス会社の選び方
ガス会社を選ぶ際には、単に料金の安さだけでなく、供給方式やサービス内容・アフターサポートの充実度など、複数の観点から比較することが大切です。
以下のポイントを意識しながら、ご家庭のライフスタイルや、居住環境に合った会社を選びましょう。
都市ガス・LPガス(プロパンガス)か選択する
ガスには都市ガスとLPガス(プロパンガス)の2種類があり、住んでいる地域や住宅によって選択が決まります。都市部では導管を使った都市ガスが主流ですが、郊外や一部の住宅ではLPガスが使われています。
基本的に、料金は都市ガスの方が安いものの、使用できるエリアが限定されているため、事前の確認が必要です。
対応できるガス会社も異なる場合があるため、まずは自宅がどちらのガスに対応しているか確認しましょう。なお、東京電力エリアならば、都市ガスの契約ができる地域がほとんどです。
都市ガスとLPガスの違いに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。
⇒都市ガスとプロパンガスの違いについて、もっと詳しく知りたい方はこちら
各社の料金プランを確認する
ガス会社によって基本料金や従量料金には差があるので、各社の料金プランを確認し、ご家庭に合ったものを選びましょう。
例えば、基本料金が安めで使用量に応じて課金されるプランと、使用量が多くなるほど割安になる段階制プランでは、家族構成や生活時間帯によって有利な方は変わってきます。
特に、月々のガスの使用量が一定ではないご家庭では、年間を通じたコストのシミュレーションをしてみることで、実際に得になるプランを見極めやすくなります。契約前に、複数のプランをきちんと比較・検討するようにしましょう。
セット割や特典の有無を確認する
電気とのセット割や、特典の有無・内容なども確認しましょう。ガス会社の中には、電気とのセット契約で基本料金が割引されたり、ポイントが付与されたりするサービスが少なくありません。
特に、電気とガスを同じ事業者で契約できる環境にある方は、セットによる割引で月々の固定費を抑えられる可能性があります。
さらに、一定期間の継続利用でキャッシュバックを受けられるキャンペーンを実施している場合もあります。インターネット・スマホとのセット割なども活用すると、全体の光熱費が安くなるケースもあるので、長期的な視点でメリットの大きい事業者を選ぶことが重要です。
サポートや緊急対応の体制も確認する
ガスは日常生活に欠かせないインフラであるため、トラブルが発生した際の提供会社の対応も、重要な選択基準です。24時間365日の緊急時対応が可能か、故障時の修理サービスは充実しているかなど、きちんと確認する必要があります。
また、ガス機器の定期点検や保守サービスの有無も、比較・検討の対象です。新しい会社の場合は、実績や信頼性も慎重に判断することが大事です。口コミを調べたり、契約者の意見を参考にしたりすることで、対応の質をチェックしましょう。
ガスを新規に契約する際の流れ
新居への引越しや新築住宅での新生活を始める際には、ガスの新規契約が必要となります。スムーズに契約を進めるためには、事前の準備と手続きの流れを理解しておくことが重要です。新規にガスを契約する際の流れを解説します。
必要な情報の確認と契約前の準備
ガスを新規に契約する場合、まずは都市ガスに対応しているか、LPガスを利用する必要があるか調べましょう。賃貸物件の場合、物件情報や管理会社の説明書類に明記されていることが多く、契約するガス会社が指定されているケースもあります。
また契約に際しては、氏名・住所・入居日・連絡先など、基本情報の入力・記載が必要です。引越したばかりで、正しい住所がわからない場合もあるため、事前によく確認しておきましょう。
なお、引越しシーズンなどは契約の申し込みが殺到し、希望日にガスの開栓ができない可能性もあります。日程の調整がしやすいように、使用開始希望日の1〜2週間前までに、余裕を持って手続きを進めておくことが大事です。
ガス会社に契約の申し込みをする
必要な準備が整ったら、希望するガス会社に契約を申し込みましょう。多くのガス会社はオンラインで手続きが可能で、時間を問わず自宅から手軽に契約できます。
申し込みの際には、氏名や住所・使用開始希望日・ガス代の支払方法などを、正しく入力しなければいけません。必要書類のアップロードが必要な場合もあります。
入力ミスや確認漏れなどがあると、手続きが遅れることもあるため、送信前には必ず内容を見直すことが大事です。契約が完了すると、ガス会社から開栓日や立ち合いの詳細について案内が届くので、内容に従って準備を進めましょう。
ガスの開栓に立ち会う
原則としてガスの開栓には、入居者やその代理人の立ち合いが必要です。作業当日はガス会社の作業員が訪問し、ガスメーターの確認や元栓の開放、ガス機器の安全点検などを行います。
所要時間は30分程度が一般的ですが、設置・確認する機器の数や状況によっては、もう少し時間がかかることもあります。
ガスの使い方がわからなかったり、不安な点があったりする場合は、この時点で作業員にきちんと確認しておきましょう。開栓作業が完了すれば、すぐにガスを使えるようになります。
ガスの契約を乗り換えるには?
次に、ガスの契約を乗り換える際の手続きについて、具体的に解説します。乗り換えの流れや注意点を押さえておきましょう。
賃貸物件でもガス会社の乗り換えは可能?
賃貸物件でも、入居後に別のガス会社に乗り換えることが可能です。ただし、物件のオーナーや管理会社との契約で、電気・ガスの変更ができない旨の契約をしている場合は、その限りではありません。事前によく確認しておきましょう。
また、都市ガス対応の賃貸物件の場合、希望するガス会社に乗り換えがしやすい傾向にありますが、LPガスは制約を受けやすい点には注意が必要です。
利用期間の縛りや解約金の有無を確認する
ガス会社を乗り換える際には、現在契約しているプランの利用期間の縛りや、解約時にかかる違約金の有無を必ずチェックしましょう。
一部のガス会社では、キャンペーンやセット割引の適用条件として、一定期間の継続利用が求められることがあります。途中で解約すると、数千円程度の解約金が発生するケースもあるので、注意が必要です。
ガスの契約を変更する流れ
ガス会社の契約を変更する場合も、新規にガスを契約する流れと基本的に同じです。新たに契約したいガス会社の供給エリア(都市ガスの場合)や、料金プラン・特典の有無やサポート体制などを確認し、問題なければ申し込み手続きに進みましょう。
同じ住居でガス契約を変更する場合、現契約の解約手続きは、新しいガス会社側が代行してくれるのが一般的です。契約の切り替えには通常1〜2週間程度かかるため、早めに申し込みを済ませて日程を調整しましょう。
なお、新規契約の場合と同様に、基本的には閉栓・開栓の立ち合いも必要ですが、都市ガスの契約変更では不要な場合もあります。
ガスの契約の際に注意すべきポイント
上記のように、都市ガスの場合はエリアによって選べない地域があり、乗り換えでガスの料金が高くなる可能性もあるので注意が必要です。料金プランの表示上は安く感じられても、実際には使用量が少ないと、割高になるケースもあります。ご家庭の使用傾向に合ったプランを慎重に選択しましょう。
また、セット割引やキャンペーンなどの特典は、一定の条件を満たさないと適用されないこともあるため、条件を事前に理解しておくことが大事です。
加えて、プロパンガスから都市ガスに乗り換える場合、設備が異なるため、都市ガス用の設備に変更するための工事が必要なこともあります。工事費や新たな設備費用など、思わぬ出費につながる場合も珍しくありません。契約前に設備や工事の必要性・費用などを、よく確認しておきましょう。
「電気+ガス」のセット割ならLooopでんき
東京エリアでは、さまざまなガス会社がサービスを提供しているため、選択肢の幅が広いのが特徴です。料金プランやサポート体制、セット割の有無などを確認し、ガスの利用ニーズやライフスタイルに合った契約を選びましょう。
東京電力エリアで都市ガスを使っている方は、Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)+Looopガス」をチェックしましょう。
スマートタイムONEは、電気料金の単価が市場価格に合わせ時間帯で変動する市場連動型プランです。単価が安い時間帯に集中して電気を使うようにすれば、電気代が安くなります。ガス割の1円は、スマートタイムONE(電灯)の固定従量料金単価から割り引かれます。
電気とガスの業者を一緒に切り替えたい場合は、電力会社とガス会社を別々に契約するより、Looopでんきのセット割プランを利用したほうがお得です。(※東京電力エリア限定)