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紙のチェックリストとペンの画像 紙のチェックリストとペンの画像

引越し作業は荷造りや引越し業者の手配、さまざまな事務手続きなど何かとやるべきことが多くて大変です。とはいえ、引越し当日になってやり忘れたことを思い出して慌てたり、予想外のトラブルが起こったりすることは極力避けたいですよね。

スムーズに引越しを終えるためには、当日に向けての荷造りと並行して、手順やスケジュールをしっかりと把握しておくことが大切です。

この記事では引越し当日の流れや、やっておくべき事前準備、押さえておきたい注意点などについて詳しく解説します。

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引越し当日をスムーズに進めるための事前準備

引越し当日をスムーズに進めるためには、事前準備をしっかり行い、当日のタスクを整理しておくことが重要です。事前にできることを前日までに済ませておけば、落ち着いて引越し日を迎えることができます。

当日の手荷物リストをまとめる

まずは、当日に自分で運ぶ「手荷物リスト」を作っておきましょう。財布やカード類、携帯電話などの貴重品やそれらを入れるバッグ、精密機器など運搬に注意が必要なものなどが当てはまります。
ほかにも軍手やはさみ、カッターを手荷物に入れておけば、新居での荷ほどきもスムーズに取りかかれます。新居に着いてすぐトイレを使いたくなったときのためにトイレットペーパーが1ロールあっても良いでしょう。また、最低限の清掃用品やごみ袋があると、汚れをさっと拭いたり荷物の搬出後に見つけたごみを捨てられたりと便利なのでおすすめです。

新居や旧居の鍵も忘れず手荷物に入れておきます。誤ってダンボールに梱包してしまうと必要な場面ですぐに取り出せず困ることもあるので注意しましょう。

手荷物をまとめるときは、間違ってトラックに積み込まれてしまわないよう、置く場所に注意したり、手荷物でだと分かるようにしておくことが大切です。

当日梱包するもの・新居ですぐ使うものは箱を分ける

当日ぎりぎりまで使うものは新居でもすぐに使う可能性があるので、すぐに開けられるよう箱を分けておきましょう。ガムテープの色を変えておくなどすると分かりやすいです。

清掃用具、油性ペンやガムテープ、ビニールひもや各種ごみ袋は荷物の搬出・搬入前後に使うことが多いもの。また、新居ですぐに掛けられるように、カーテンも入れておきましょう。
引越し当日にすべての荷物を荷ほどきできない可能性を考え、最低限の食器やキッチン道具、お風呂・洗面用具、1日分の着替えなどがあると便利です。

また、新居のご近所へのあいさつもなるべく早い方が望ましいため、手土産の用意があればすぐに開けられる箱に梱包しておきましょう。近隣へのあいさつについては次で詳しく説明します。

あいさつは済ませておく

引越し当日はやることが多く、どうしても慌ただしくなります。想定外のトラブルが起きることもありますので、旧居のご近所へのあいさつはなるべく引越し前日までに済ませておき、当日やることを減らしておきましょう。引越しで普段より大きな物音を立てることや、引越しトラックがしばらく道をふさぐことについて事前に伝えておけば、近所の方も気持ち良く送り出してくれるでしょう。

また、訪ねても相手が不在のケースを考え、引越しのあいさつは余裕をもって行い、予備日も設定しておくことをおすすめします。不在が続いたときには、あいさつをつづった手紙をポストに投函しておいても良いでしょう。

特に親しくしていた方や、自治会長、町内会長などお世話になった方がいるときは早めにあいさつに出向き、引越しの日にちを伝えておくと丁寧です。
ご近所付き合いがなかった場合などは、無理にあいさつに行かなくても問題ありません。

新居の鍵は先に受け取っておく

新居まで移動したときにスムーズに入居や荷物の搬入ができるよう、新居の鍵は先に受け取っておきましょう。
何かと慌ただしい当日の受け渡しよりも、前日までの受け取りが安心です。また、鍵を受け取る際に物件に関する説明などをあらかじめ受けておくと、引越し作業がよりスムーズに行えます。

遠方の場合などで事前の鍵の受け取りが難しい場合は、管理会社や大家と時間の打ち合わせをしておいたり、印鑑や事前に指示されている必要書類などがすぐに出せるよう準備しておいたりと工夫するのがおすすめ。スムーズに受け取れるよう工夫しましょう。

引越し当日に旧居でやること

続いて、引越し当日に旧居でやることを見ていきましょう。主に引越し業者とのやり取りや荷物の搬出、退去手続きなどが代表的なものとして挙げられますが、それぞれポイントや注意点があります。
これから解説する内容をよく把握して、旧居からスムーズに退去できるように準備しておきましょう。

引越し業者の受け入れ・引越し料金の支払い

引越し当日に旧居でまずやることは、引越し業者の受け入れや引越し料金の支払いです。

引越し業者の到着前に、トラックの停車位置を確認しておき、必要に応じて場所の誘導や道の説明も行いましょう。また、引越し直前まで使っていた荷物も、業者到着前までにダンボール箱に梱包しておいてください。
搬出前、搬入後に荷物がすべてそろっているか確認できるよう、家具やダンボールの種類・数をリストアップしておくとさらに便利です。
また、引越し料金を当日払いにしているなら、その準備も必要です。引越し料金が前払い制の場合は先に支払いを済ませなければならないので、現金やカード類を不足なく用意しておくことも大切です。クレジットカードを利用する場合は事前にその旨を引越し業者に伝えましょう。

搬出作業の立ち会い

引越し業者が旧居に到着したら、そのまま搬出作業に立ち会います。
作業スタッフの質問に答えたり、荷物の扱いなどについて説明したりするためにその場にいる必要があります。
また、業者によっては当日その場で処分品を引き取ってもらうことも可能です。最後まで処分するかどうか迷っている品に関しては、当日に決めるのも1つの手でしょう。その場合、追加の運送料や処分料が発生することもあります。

また、ベランダに置いてある荷物や物干し竿、駐輪スペースの自転車など、屋外に置いているものも忘れずに搬出しましょう。

掃除、水道・電気・ガスの手続きなど

旧居から荷物や家具をすべて運び出し終えたら、掃除の仕上げとガスなどライフラインの閉栓作業の立ち会いに移ります。まずは、搬出後の旧居をチェックして、残ったごみや汚れなどを掃除しましょう。引越し業者によっては、オプションサービスで掃除を行ってくれるところもあります。

水道、電気、ガスなどの使用停止手続きは基本的に引越し日より前に済ませておく必要があります。ガスの閉栓作業や水道料金の清算、オートロックで作業員が1人で立ち入れない場所に作業箇所がある場合など、引越し当日に立ち会いが求められるケースも。その際は各会社の指示に従い、手順を確認しておきましょう。

退去の手続き

旧居からの退去手続きを当日に行う場合は搬出から掃除まで終わったあとに鍵を返還し、手続きに移りましょう。その際、事前に時間の約束を取り付けておけばスムーズに済ませられます。

ただし、引越し作業は時間が前後することも多いため、当日無理に退去手続きをする必要はありません。後日、都合の合う日時を話し合い、改めて手続きの場を設定しても良いでしょう。

退去手続きの際には貸主や管理会社と一緒に部屋の中の状態を確認し、入居している間にできた傷や汚れの修繕費用についてどちらが負担するか取り決める必要があります。通常の生活の範囲でできる傷や汚れは貸主側が負担することがほとんどですが、利用者の過失や故意でできた傷や汚れは自分で負担しなければいけません(※)。
その場合、多くは契約時に預ける敷金でまかなわれます。

※出典:国土交通省|「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について

引越し当日に新居でやること

白い部屋の写真 白い部屋の写真

旧居から無事に退出し、新居に到着したら荷物の搬入・荷ほどきが待っています。新生活をスムーズにスタートできるよう、各種手続きなどに取りかかりましょう。

搬入作業の立ち会い

新居に引越し業者が到着したら、まずは搬入作業に立ち会いましょう。このとき、一度置いたら動かすことが難しい家具や電化製品の置き場所はなるべく事前に決めておく必要があります。新居の間取り図に置き場所を記しておいて、前もって引越し業者に伝えておくと搬入作業がスムーズです。
搬入の時点で置き場所に悩んだり、搬入作業が終わったあとに後悔したりしないよう、新居のイメージはしっかりと作っておきましょう。

また、搬入作業の際には荷物の紛失や破損がないかどうか同時にチェックすることも重要です。

ガスの開栓・水道の開栓・電気関係などのチェック

荷物の搬入作業の前後で、ガスや水道、電気が使用開始できる状態かどうかのチェックや、必要に応じた使用開始作業の立ち会いも行います。
基本的にガスの開栓には利用者が立ち会わなくてはなりません。ガスの栓を開き、コンロをはじめとするガス使用機器が正常に作動するかどうかを業者と一緒にチェックします。また、一部の風呂釜や湯沸かし器は、安全のため一酸化炭素濃度の測定も必要です。

電気や水道は事前に手続きをしておけば当日はそのまま使用できる場合が多いですが、問題なく使えるかどうか早めにチェックしておき、不具合があれば問い合わせましょう。

近隣へのあいさつ

新居の近隣住民のあいさつも早めに済ませておきましょう。引越し作業で大きな物音を立てたり、引越しトラックで道をふさいだりと何かと迷惑がかかるため、事前にそのことを伝えられれば苦情などのトラブルを防ぐことにもつながります。

マンションの場合は両隣と上下の部屋へ、戸建ての場合は両隣と向かい3軒、裏の家にあいさつに出向くのが一般的ですが、地域ごとに慣習が異なる場合もあるため、事前に管理会社や大家に相談しておいても良いでしょう。

近年では女性の1人暮らしを中心に、防犯を考えてあえてあいさつをしないケースも増えている一方で、小さな子どもやペットがいる場合は騒がしくなることを踏まえて丁寧にあいさつした方が、苦情などを未然に防げるケースもあります。

それぞれの状況と地域性を考慮し、近隣へのあいさつは柔軟に行いましょう。

引越し当日の注意点やポイントは

女性指差しと段ボールの写真 女性指差しと段ボールの写真

最後に、引越し当日に押さえておきたい注意点やポイントについてご紹介します。万が一のトラブルや事故を防ぐため、これから解説する内容をしっかりと把握しておきましょう。

搬入後は荷物をチェックする

新居で荷物の搬入作業が終わったら、家具や電化製品、ダンボールの中身などに破損や新しい傷がないかどうかきっちり確認しておきましょう。 万が一、紛失や破損を発見し、作業員の作業中に起きたものであることが明らかなら、気付いた時点ですぐに引越し業者に連絡してください。引越し当日に必ず行わなければいけない作業ではありませんが、引越し日から時間が経つほど搬入・搬出や輸送中の破損だと証明しにくく、責任の所在が曖昧になってしまいます。

後日になって悩まないよう、荷物のチェックは早めに行いましょう。

子どもやペットから目を離さない

引越しの搬出・搬入の際には、大きな家具や荷物を持った作業員が頻繁に家に出入りします。作業員が足もとを確認しづらい状況が続くので、怪我などがないよう小さなお子さんやペットの居場所には十分注意してください。

もし人手が足りるならば、引越し作業が終わるまでの時間、大人が付き添って近所の公園などに連れ出しておきましょう。
知らない人間が大きな音を立てて作業するため、繊細な性格のペットはおびえて鳴き続けたりストレスを溜めてしまったりする可能性もあります。ペットの場合は新居が落ち着くまで近隣のペットホテルなどに預けておくのも1つの方法です。

引越し業者への差し入れは必要?

引越し作業で重労働を担ってくれる引越し作業員へ、何か差し入れや心付けを渡す必要があるのでは、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、引越し業者への差し入れは必須ではありません。

会社によっては心付けなどの受け取りを禁止しているところもあります。どうしても感謝の気持ちを伝えたい場合は、作業の邪魔にならないペットボトル飲料など蓋付きの飲み物や、小分けに包装されたお菓子などがおすすめ。

心を込めてお礼の言葉を伝えるだけでも十分なので、無理のない範囲で行いましょう。

引越しを機に電力会社を見直してみよう

引越し当日は業者や管理会社、近隣住民など人との関わりを中心にやるべきことがたくさんあります。事前のリストアップなど、あらかじめ準備しておくことで引越し作業がスムーズに進むので、今回解説した内容を参考に全体の流れをしっかりと頭に入れておきましょう。

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