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冷蔵庫を開けっ放しにしてしまうと、電気代の負担が重くなるだけではなく、食品の劣化や故障のリスクも招きます。冷蔵庫にかかる電気代の目安とともに、開けっ放しにするデメリットや対処法、節電のポイントなど、まとめて押さえておきましょう。

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冷蔵庫を開けっ放しにすると電気代はどれくらいかかる?

冷蔵庫のドアを開けっ放しにしていると、どれくらいの電気代がかかるのでしょうか。まずは、冷蔵庫が冷える仕組みとともに、1日放置してしまった場合の電気代について知っておきましょう。

冷蔵庫の電気代の基本的な仕組み

冷蔵庫は庫内の温度をセンサーで感知し、設定温度よりも高くなるとコンプレッサー(圧縮機)を稼働させて、冷却する仕組みです。
ドアの開閉によって冷気が逃げたり、暖かい外気が入り込んだりすると、庫内温度が上昇するため、再び冷やすためにコンプレッサーがフル稼働してしまいます。
つまり冷蔵庫の電気代は、冷却運転の回数と、稼働時間の長さに大きく左右されるわけです。冷蔵庫のドアを開けっ放しにすると、冷却運転を強制的に長時間続けさせることになり、結果として電力消費量が急増する原因になります。

1日冷蔵庫を開けっ放しにしたときの電気代は?

もし、冷蔵庫を1日中開けっ放しにしてしまった場合、庫内温度が設定値まで下がらず、コンプレッサーが常に全力で運転し続ける状態になります。
一般的な家庭用冷蔵庫(400L〜500Lクラス)で、ドアを開けっぱなしにした場合の電気代を試算してみましょう。1日あたりの電気代は、通常運転時の約1.5倍から2倍に跳ね上がります。
電気料金単価を全国家庭電気製品公正取引協議会が定めた31円/kWhとした場合、わずか1日で30円〜50円程度のコストが発生する可能性があります。これが頻繁に起こると、月単位で数百円から千円以上の負担増となり、家計を確実に圧迫してしまうでしょう。
出典:よくある質問 Q&A|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

冷蔵庫の電気代の目安

冷蔵庫を開けっ放しにした際の影響をより具体的にイメージするために、期間ごとの電気代の目安を整理してみましょう。通常の使用でも冷蔵庫は家庭の電力消費の多くを占めますが、開けっ放しによるロスは無視できません。

  • 1時間程度の開けっ放し:約2〜5円。短時間でも急速冷却のために電力を消費します。
  • 1日(24時間)開けっ放しの場合:約30〜50円。前述の通り通常運転の倍近いコストがかかります。
  • 1カ月(毎日開けっ放しが続いた場合):約900〜1,500円。習慣的にドアが半開きになっていると、年間で1万円以上の無駄になるリスクもあります。

このように冷蔵庫を開けっ放しにして放置すると、長期間では大きな損失につながります。特に、長期間自宅を留守にする場合などは、冷蔵庫が開いたままになっていないか、きちんと確認することが大切です。
なお、一般的な冷蔵庫の電気代の目安については、以下の記事でも詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。
冷蔵庫の電気代の目安についてもっと詳しく知りたい方はこちら

冷蔵庫を開けっ放しにするリスク

冷蔵庫の開けっ放しが引き起こす問題は、電気代の高騰だけにとどまりません。
庫内環境の悪化による食品へのダメージや冷蔵庫本体の寿命を縮めるリスクなど、生活に直接関わるデメリットがあります。電気代以外の見逃せない3つのリスクについて、詳しく解説します。

食品が傷みやすくなる

冷蔵庫を開けっ放しにすると、庫内温度の上昇により食品が劣化する可能性があります。冷蔵室や冷凍室の設定温度が保てなくなると、保存していた生鮮食品(肉・魚・野菜)や調理済みの常備菜などが、適切な温度管理下から外れてしまいます。
鮮度が落ちて味が損なわれるだけでなく、雑菌が繁殖しやすくなり、最悪の場合は食中毒の原因にもなりかねません。電気代の無駄に加えて、食材を廃棄せざるを得ない「食品ロス」も発生し、二重の経済的な損失を招くことになります。

霜や結露が増えて冷却効率が低下する

ドアが開いている間、庫内には室内の湿った暖かい空気が流れ込み続けます。空気が冷やされることで、庫内の壁面や吹き出し口、冷凍室の食材に「霜」や「結露」が大量に発生します。
霜が付着すると冷気の循環が悪くなり、冷却効率が著しく低下してしまうので注意が必要です。さらに冷蔵庫は温度を下げようとして、余計な電力を消費するため、開けっ放し自体による電力増と合わせて、電気代を押し上げる要因になります。
一度ついた霜を取る手間も大きな負担となるので、開けっ放しに気付いたら、すぐにドアを閉めるようにしましょう。

冷蔵庫本体にかかる負担と寿命への影響

冷蔵庫の心臓部であるコンプレッサーは、通常、運転と停止を繰り返して温度を調整しています。しかし、開けっ放しによって庫内が冷えない状態が続くと、コンプレッサーは休みなく運転し続けなければいけません。
こうした過度な負荷(オーバーワーク)は、コンプレッサーやファンなどの駆動部品の劣化を早める直接的な原因となります。
冷蔵庫の故障頻度が高まったり、本来の寿命よりも早く買い替えが必要になったりと、長期的なコストの増加につながる可能性もあります。
冷蔵庫の寿命についてもっと詳しく知りたい方はこちら

冷蔵庫の開けっ放しに気付いたらどうする?

冷蔵庫を見たらドアが開いていた経験は、誰にでもあるでしょう。その場で閉めるだけではなく、その後の適切な対処が求められます。冷蔵庫の開けっ放しに気付いたとき、すぐに取るべき対応について確認しておきましょう。

食品の状態を確認して安全性を判断する

冷蔵庫の開けっ放しに気付いたら、庫内にある食品の状態も確認しましょう。肉や魚などの生鮮食品や牛乳・調理済みの惣菜などは、温度変化に敏感です。
手で触れてみて「ぬるい」と感じたり、においや見た目に違和感があったりする場合は、食べるのは控えた方がよいでしょう。
また、冷凍食品が解凍されて柔らかくなっている場合、再冷凍すると品質や味が著しく落ちてしまいます。再冷凍は避けて加熱調理して早めに使い切るか、状態が悪ければ処分を検討するなど、安全を最優先に判断する必要があります。

設定温度やドア周りを確認する

なぜドアが開けっ放しになってしまったのか、原因を特定して再発を防ぐことも大切です。食品の詰めすぎや、大きな容器がドアポケットに干渉して、最後まで閉まりきっていないケースは珍しくありません。
また長年使用している冷蔵庫では、ドアパッキンが劣化して吸着力が弱まり、自然に開いてしまうこともあります。収納方法を見直すとともに、パッキンの汚れを拭き取ったり劣化部品の交換を検討したりなど、物理的な原因を取り除きましょう。

ドアを閉めて庫内温度を安定させる

庫内の点検と結露の拭き取りが終わったら、ドアをしっかりと閉め、庫内温度が安定するのを待ちましょう。もし霜が大量についている場合は、一度電源を切って霜取りをする必要もありますが、軽微であればそのまま通常運転に戻して問題ありません。
部屋の室温や機種にもよりますが、開けっ放し直後の庫内が再び設定温度まで冷えるには、数時間から半日程度かかる場合があります。その間は不必要な開閉を控えて、冷蔵庫が効率よく冷やせる環境をつくりましょう。

冷蔵庫の電気代を節約するポイント

冷蔵庫は24時間365日稼働しているため、少しの使い方の違いが年間の電気代に大きく影響します。
設定温度の調整や設置環境の改善、収納の工夫など、すぐに実践できる節約術を取り入れるだけで、無理なくコストを抑えることが可能です。効果的な4つのポイントを紹介します。

設定温度と使い方を見直す

冷蔵庫の設定温度は、季節や食品の量に合わせて調整しましょう。多くの機種には「強・中・弱」や具体的な温度設定機能があります。冬場や食品が少ないときに「強」に設定したままだと、必要以上に冷やしすぎて無駄な電力を消費します。
一般的に、設定を「強」から「中」にするだけでも、年間で千円以上の節約が可能です。冷蔵室と冷凍室、それぞれの適正温度を意識し、今の季節や状況に合った設定に見直しましょう。

設置環境を整えて無駄な電力消費を抑える

冷蔵庫は庫内を冷やす際、側面や背面、上部から熱を放出しています。この放熱スペースが壁や家具で塞がれていると、熱がこもって冷却効率が悪くなり、余計な電力を消費してしまいます。
側面5cm以上・裏面10cm以上など、カタログや取扱説明書にある推奨スペースは、きちんと確保するようにしましょう。また直射日光が当たる場所や、ガスコンロなどの熱源の近くに設置するのも避ける必要があります。

物を入れ過ぎないように注意する

冷蔵庫(冷蔵室)に食品を詰め込むと、冷気の吹き出し口が塞がれたり、冷気の通り道がなくなったりして、庫内全体が均一に冷えなくなります。
するとセンサーが「冷えていない」と判断し、冷却運転を強めるため、電気代が余計にかかってしまいます。
冷蔵室に入れる量は、全体の7割程度を目安にし、冷気が循環する隙間をつくることが大切です。逆に、冷凍室は食品同士が保冷材の役割を果たすため、ある程度は詰めておいた方がよいとされています。それぞれの特性に合わせた収納を心掛けましょう。

古い冷蔵庫は買い替えも検討する

現在使用中の冷蔵庫が購入から10年以上経過しているなら、最新の省エネモデルへの買い替えがおすすめです。近年の冷蔵庫は断熱性能や、インバーター制御技術が飛躍的に進化しており、10年前のモデルと比較して、年間消費電力量が削減されている機種が多くあります。
初期費用はかかりますが、電気代が高い状態が何年も続くことを考えれば、数年で買い替えの元は取れるでしょう。トータルの出費を抑えられる可能性があるので、この機会に検討してみましょう。
電化製品の買い替えについてもっと詳しく知りたい方はこちら

電気料金プランや電力会社の変更も検討しよう

毎月の電気代の負担を軽減するならば、日々の冷蔵庫の使い方を工夫するのに加えて、電気料金プランや電力会社の乗り換えも考えてみましょう。近年は、電力の小売完全自由化により、ご家庭のライフスタイルに合ったプランを選びやすくなっています。

電化製品の電気料金が気になる方は、家電の買い替えや使い方を工夫するだけでなく、電力会社の変更や電気料金プランの見直しも検討してみませんか。

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