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電子レンジは今や家庭の必需品です。ある日、電子レンジが突然壊れたとしたら、困ってしまう人も多いのではないでしょうか。この記事では電子レンジの故障で困らないための、電子レンジの寿命や壊れる前のサイン、長持ちさせる方法を解説します。

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電子レンジの寿命はどのくらい?

どのような家電でも寿命があります。家電の寿命を知ることで、買い換えのタイミングを計ることができ、生活に支障を来さずに済むようになるでしょう。

電子レンジは今や、現代の必需品とも言える家電製品です。電子レンジがある日突然使えなくなってしまい、困ってしまわないようにあらかじめ電子レンジの寿命について知っておきましょう。

平均的な寿命は10~12年

電子レンジの平均的な寿命は10~12年ほどといわれています。

これは、電子レンジに使われているマグネトロンという部品の寿命に由来します。マグネトロンは、電子レンジ内のものを温めるマイクロ波を出すための部品で、およそ2,000時間ほどで寿命を迎えるといわれています。

仮に1日に30分電子レンジを使うと仮定した場合、およそ10~12年ほどで寿命を迎える計算です。

部品保有期間は8年

家電製品は、消費者庁、公正取引委員会により、部品の保有期間が定められています。冷蔵庫やエアコンは9年、アイロンやトースターなどは5年です。

電子レンジの場合、部品保有期間が8年と定められています。この期間を過ぎると、メーカー側に部品がなくて修理ができない可能性が出てきます。

電子レンジの購入から8年を経過した場合、修理対応をしてもらえなくなる可能性が高まるので、買い換えを検討するタイミングといえるでしょう。

※出典:別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間 | 全国家庭電気製品公正取引協議会

電子レンジの寿命を判断するサイン

電子レンジは寿命が尽きる前に、次のようなサインを出すことがあります。

  • 料理・食材の温まりが悪い
  • 火花が散る
  • 異音・異臭がする
  • 加熱中に止まる
  • 加熱スイッチを押してもなかなか動かない

これらの症状が頻繁に見られるようになったら、寿命が近づいている可能性があります。電子レンジの買い換えを検討しましょう。

電子レンジの寿命を延ばすコツ

電子レンジの寿命は、使い方次第で延ばせる可能性があります。以下に紹介するポイントを日頃から意識することで、電子レンジの寿命を延ばしましょう。

小まめに掃除する

レンジ内に汚れがあると、発火の原因になります。また、通気口にホコリがたまってると、冷却がうまくできずに故障する可能性が高くなってしまいます。

小まめに掃除をすることで、こうしたリスクを排除することができます。掃除をするときは、電子レンジが十分に冷めたことを確認し、固く絞ったふきんで水拭きすると良いでしょう。しつこい汚れには中性洗剤もおすすめです。

空だきを避ける

電子レンジ内のものを温めるマイクロ波は、電子レンジ内に何もないと不安定になってしまいます。故障や劣化の原因になりますので、空だきは避けましょう。

温めるものが小さすぎて、ほぼ空だきと同じ状態になってしまうのも避けるべきです。その場合は、水を入れた湯飲みを一緒に温めるなどして、空だき状態になるのを防ぎましょう。

アルミホイルを使わない

アルミホイルなどの金属は、マイクロ波の吸収力が高く、発火の原因になります。アルミホイルを温めると、電子レンジ内で火花が散る危険があります。

電子レンジの寿命を縮める行為であるのは当然のこと、火災の原因になるため絶対に避けるべきです。スプーンやフォークなどの貴金属も、電子レンジで温めないように注意しましょう。

寿命を迎えた電子レンジの処分方法

電子レンジが寿命を迎えた場合の処分方法について解説します。 法律で罰せられないように、適切な処分方法を見ていきましょう。

電子レンジは小型家電リサイクル法の対象

「小型家電リサイクル法」(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)とは、家電に含まれているレアメタルなどの素材を再利用するための法律です。電子レンジはこの法律で規定されている小型家電に該当するため、地域によって処分方法が異なります。

粗大ごみや不燃ごみとして扱う自治体もあれば、無料で引き取ってくれる自治体もあり、処分方法はさまざまです。自分が住んでいる自治体のホームページなどで確認しましょう。

※出典:使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律 | e-Gov法令検索

主なリサイクル方法

電子レンジのリサイクル方法には、以下のようなものがあります。

  • リサイクルショップに買い取ってもらう
  • フリマやネットオークションに出品する
  • 電子レンジを購入した店舗に回収を依頼する
  • 地域の収集サービスに回収してもらう

その他には不用品回収業者に依頼するという方法もありますが、中には違法な業者が交じっていることもあります。処分費用を高額請求される、不法投棄による環境汚染の原因になるため、信頼できる業者かどうかを事前に確認しましょう。

電子レンジを買い替える際のポイント

寿命が来た電子レンジを買い換える際に、どのような電子レンジを選べば良いかポイントを解説します。

家庭に合った機種を選ぼう

電子レンジには色々な種類がありますので、家庭の環境や状況に合ったものを選ぶのが重要になります。

第一に考えたいのが、家庭の人数です。人数が多いほど1度に温める料理・食材の量も多くなるでしょう。そのため、人数が多ければ、電子レンジの容量も大きいものを選んだ方が、温める手間を減らすことができます。

また、温める以外のオーブン機能や食材別の調理機能などが備わっている電子レンジもあります。どんなものを温めるのかを想定した上で電子レンジを選ぶことで、利便性が向上します。

省エネ性能もチェック

省エネ性能が高いほど、年間の電気代もかからなくなります。電気代が高騰している昨今、電気代を抑えたいのであれば省エネ性能もチェックしましょう。

省エネ性能は、電子レンジのカタログや省エネ性能を示す「統一省エネラベル」から確認することができます。

※出典元:統一省エネラベルが変わりました|経済産業省・資源エネルギー庁

寿命を迎えた電子レンジは適切に処分を

電子レンジは家電の中でも利用頻度が高いものです。寿命を迎えるサインに注意を払い、すぐに買い換えができるように計画しておくと、生活に支障を来さずに済むでしょう。

また買い換える際には、家庭の状況や省エネ性能をチェックすることで、電気代を抑えつつ、家族で使いやすい電子レンジを購入することができます。

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以下は、ピークシフト・ピークカットの取り入れ方の例です。

  • 電気料金が安い時間帯に「電化製品を使用する家事」を済ませる
  • タイマー機能の付いた洗濯機や食洗機などを導入し、電気料金が安い時間帯を狙って稼働させる
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