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再エネ賦課金の写真 再エネ賦課金の写真

近年、ゲーミングPCや最新の家庭用ゲーム機が進化し、ゲームのプレイ環境は大きく向上しています。しかし、長時間の使用により、電気代への影響が気になる人も多いのではないでしょうか。本記事では、PS5を中心にゲーミングPCや代表的な家庭用ゲーム機の消費電力と電気代を比較し、節約方法について解説します。

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PS5の消費電力はどのくらい?

PS5は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2020年に発売した家庭用ゲーム機です。PS4の後継機として、多くの人気ソフトがリリースされています。高画質のグラフィックと高品質なBGM、高い操作性により、世界中のファンに支持されています。その一方で、消費電力と電気代について懸念する声もあります。以下で詳細に解説します。

消費電力の基本

消費電力とは、電化製品を動かすのに必要な電力のことを指します。エアコンやパソコンなどの大型家電は一般的に消費電力が大きく、一方でLED照明や携帯型家電は消費電力が小さい特徴があります。
電化製品の多くにには消費電力が記載されており、この値を基に電気代を計算できます。
以下の計算式を活用すれば、どのくらいの電力コストが発生するかを把握することが可能です。
電気代=消費電力(W)÷1,000×1日の使用時間(時間)×1kWhあたりの電力量料金(円/kWh)
もっとも、電化製品によっては「定格消費電力」や「期間消費電力」という形で記載されることもあります。いずれにしても消費電力の大きさは、電気代に大きな影響を及ぼします。

PS5の消費電力と電気代

PS5の消費電力から電気代を計算してみましょう。公式サイトによると、最大消費電力は350Wです。
電気代の計算で用いる「1kWhあたりの電力量料金」は、契約している電力会社によって異なるため、ここでは「公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会」が目安として定める単価を使います。
1kWhあたりの電力量料金を31円(税込)とし、PS5を1日3時間使用すると仮定します。計算式は350(W)÷1,000×3(時間)×31(円/kWh)となり、1日および1カ月(20日)の電気代は以下の通りです。

  • 1日3時間プレイした場合の電気代:約32.55円
  • 1カ月(20日)の電気代:約651円

なお、最大消費電力で算出しているため、実際の電気代とは多少の差が生じる可能性があります。
※出典: PS5セーフティーガイド | PlayStation (日本)
※出典: よくある質問 Q&A|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

ゲーム機器の消費電力の比較

ゲーム機器は、各メーカーがさまざまな機種を発売しており、特徴や用途に応じて選ばれています。特に、PS4は多くのソフトがプレイ可能で、未だに利用者が多いモデルです。ここでは、主要な家庭用ゲーム機とゲーミングPCの消費電力と電気代を比較してみましょう。

PS4

PS4の消費電力は公式サイトによると、最大消費電力が165Wです。電気料金を1kWhあたり31円とし、PS4を1日3時間使用すると仮定した場合、電気代の計算式は以下の通りです。
165(W)÷1,000×3(時間)×31(円/kWh)
計算結果は以下の通りです。

  • 1日あたりの電気代:約15.35円
  • 1カ月(20日間)の電気代:約307円

PS5と比較すると、電気代はおよそ半値となっています。
※出典: PS4技術仕様 | PlayStation (日本)

PS4 Pro

PS4 Proは、PS4の上位モデルとして、より高性能なグラフィックや処理能力を提供します。4K解像度に対応し、HDR技術の採用により、リアルで臨場感あふれる映像体験が可能です。しかし、その性能向上に伴い、消費電力も増加しています。
PS4 Proの最大消費電力は310Wです。PS4との比較では約1.88倍の消費電力となります。電気料金を1kWhあたり31円とし、1日3時間使用した場合の計算式は以下の通りです。
310(W)÷1,000×3(時間)×31(円/kWh)
計算結果は以下の通りです。

  • 1日あたりの電気代:約28.83円
  • 1カ月(20日間)の電気代:約576.6円

PS4とPS4 Proはそれぞれに特徴があり、どちらを選ぶべきかはユーザーのプレイスタイルやニーズ次第です。両者の違いを理解した上で、自分に最適なゲーム環境を整えることが、より満足度の高いゲーミング体験へとつながります。
※出典: PS4技術仕様 | PlayStation (日本)

Nintendo Switch

Nintendo Switchは、携帯モードとテレビモードの両方でプレイ可能な設計が特徴です。公式サイトによると、TVモードでの消費電力は約7Wとされています。
電気料金を1kWhあたり31円とし、1日3時間使用した場合の計算式は以下の通りです。
7(W)÷1,000×3(時間)×31(円/kWh)
計算結果は以下の通りです。

  • 1日あたりの電気代:約0.65円
  • 1カ月(20日間)の電気代:約13円

他の家庭用ゲーム機と比較して、Nintendo Switchは非常に低い消費電力を誇ります。これはエネルギー効率を重視するユーザーや、長時間プレイを楽しみたい人々にとって優れた選択肢といえるでしょう。
※出典: 【Switch】本体の消費電力は|Nintendo 公式

Xbox SeriesX

Xbox Series Xは、Xboxシリーズの中で最も強力なパフォーマンスを持つモデルです。公式サイトによると、アクティブなゲームプレイ中の消費電力は約153Wとされています。
電気料金を1kWhあたり31円とし、1日3時間使用した場合の計算式は以下の通りです。
153(W)÷1,000×3(時間)×31(円/kWh)
計算結果は以下の通りです。

  • 1日あたりの電気代:約14.23円
  • 1カ月(20日間)の電気代:約284.6円

処理能力や解像度が旧世代機と比較して向上しているため、より高品質なゲーム体験が可能です。ただし、PS4やNintendo Switchと比べると、消費電力は高めである点に注意が必要です。
※出典: Xbox One と Xbox Series X|S の電源オプションについて

ゲーミングPC

ゲーミングPCは、特にオンラインでの多人数プレイや高い処理能力を必要とするゲーム向けに設計されたPCです。その性能ゆえ、一般的な家庭用ゲーム機よりも消費電力が高くなる傾向があります。
ここでは、ミドルクラスのゲーミングPC「G-Tune HM-A」を例に挙げます。電源容量が700Wとされ、1日3時間使用した場合の計算式は以下の通りです。
700(W)÷1,000×3(時間)×31(円/kWh)
計算結果は以下の通りです。

  • 1日あたりの電気代:約65.1円
  • 1カ月(20日間)の電気代:約1,302円

このように、一般的なゲーム機と比べて消費電力が高い点が特徴です。ゲーミングPCを選ぶ際は、性能だけでなく消費電力や電気代についても考慮することが重要です。
ゲーミングPCの電気代についてもっと詳しく知りたい方はこちら
※出典: G-Tune HM-A [ Windows 11 ] 初心者にもオススメ GeForce RTX 3060 搭載 │デスクトップパソコンの通販ショップ マウスコンピューター【公式】

PS5の電気代を抑える方法

PS5は従来機やその他のゲーム機に比べ、消費電力が大きいため、電気代を抑えるためにはさまざまな工夫が必要です。PS5の電気代を節約するコツを見ていきましょう。

レストモードや省電力設定を使う

最近の家庭用ゲーム機には、省エネ機能が多数搭載されています。PS5には「レストモード」が、Nintendo Switchなら「スリープモード」が搭載されており、消費電力を節約しながらコントローラーの充電やシステムのアップロードを行うことが可能です。
ゲーミングPCにも、スリープモードが搭載されています。これらのモードをうまく活用することで、電気代を抑えることが期待できるでしょう。

待機電力をカットする

長時間使用しない場合は、電源プラグをコンセントから抜くことで、待機電力の無駄を省けます。
資源エネルギー庁の調査によると、家庭の年間消費電力量の約5.1%が待機電力にあたるとされており、ゲーミングPCなど、特に消費電力の大きな家電は待機電力のカットにより、かなりの節約効果が期待できるでしょう。
また、ゲーム機本体だけでなく、テレビ画面やディスプレイ、Wi-Fiルーターなどの周辺機器の待機電力をカットすることで、より節電効果が大きくなります。
※出典: 平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要|資源エネルギー庁省エネルギー対策課

画面の明るさ・音量を調整する

テレビやモニターの画面明るさを適切に設定することは、消費電力の削減に直結します。
特に、部屋の明るさや視聴環境に合わせて調整することで、エネルギー効率を高めるだけでなく、目の負担を軽減し快適なゲーム体験を実現できます。
また、ゲーム専用のディスプレイでは、明るさやコントラストを細かく調整できるモデルも多く、これを活用することで画質の向上と省エネを両立させることが可能です。
より高度な設定では、HDRやローカルディミング機能を利用して映像品質を維持しながら電力消費を抑える工夫も有効です。

電力会社や料金プランを見直す

電化製品にかかる電気料金が気になる方は、使い方や設備の工夫にとどまらず、電力会社や料金プランの見直しも検討してみましょう。
特に、ゲーム機の電力消費を意識する場合、夜間や週末に料金が安くなるプランを選択することで、効率的な節電が可能です。
Looopでんきでは、市場価格に合わせて電気料金が変わる「スマートタイムONE」を提供しています。そのため、時間帯によっては電気代がかなり安くなることに期待が持てます。
まずは、電気料金プランを見直して、今の生活のままで電気代が安くなるのか試して市場連動型のプランを無理なく生活サイクルへ取り入れられるかどうかイメージしてみてはいかがでしょうか。
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PS5の消費電力を抑えながら楽しく遊ぼう

ゲーム機は、機種によって消費電力が大きく異なります。PS5やゲーミングPCなど、ハイスペックになるほど電気代もかさみます。そのため、長時間の使用によっては家計が圧迫されるかもしれません。
長い時間ゲームを楽しみつつ、消費電力を抑えるためには節電を意識した行動が必要です。最新の省電力モデルのある家電への買い換えや電力会社やプランの見直しも検討しましょう。

電化製品の電気料金が気になる方は、家電の買い替えや使い方を工夫するだけでなく、電力会社の変更や電気料金プランの見直しも検討してみませんか。

Looopでんきでは、基本料金・燃料費調整額・解約手数料0円の「スマートタイムONE」を提供しています。

このプランは基本料金が0円のため、ご自宅で使用する電気の量が多い方や、現在のプランで基本料金が高い方に最適です。 また、解約手数料が0円で契約期間の縛りもないため、お試しで数か月間、Looopでんきをご利用いただき、現在の電力会社と比較することも可能です。

Looopでんきをご利用いただいているお客さまの声を紹介します。

(30代 / 女性 / 3人暮らし)
基本料金がかからないので、大きいアンペアで契約していてもお得感がある。 でんき予報などアプリが充実していて、自分の使い方で料金を安くすることも出来る。

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明らかに他社より安くなるし、色々なイベントもあり楽しい。基本料金が無いのも魅力です。

まずは、電気料金プランを見直して、今の生活のままで電気代が安くなるのか試してみてはいかがでしょうか。

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