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毎月の食費を見直したいと考えているのであれば、平均金額と比較してみるのがおすすめです。ケース別の食費の平均や支出に対する適正割合、節約のコツについて解説します。家計の負担を減らすために知っておきたい食費以外の節約についても触れていきます。

食費の平均はいくら?

世帯人数別・年収別・地域別の食費の平均を紹介します。食費の内訳もチェックし、自分の家計と比べてみましょう。

世帯人数別の食費の平均

総務省統計局の「家計調査 家計収支編」によると、2021年における世帯人数別の消費支出・食費の平均・消費支出に占める食費の割合は、以下の通りです。

世帯人数 消費支出 食費の平均 消費支出に占める食費の割合(約)
1人 155,046円 38,410円 24.8%
2人 248,144円 66,327円 26.7%
3人 284,754円 77,578円 27.2%
4人 320,090円 87,017円 27.2%


食費に含まれるのは、各種食材・果物・調味料・菓子類・調理食品・飲料・酒類・外食にかかる費用です。

世帯人数が1人から2人になると食費は30,000円近く増え、2人以降は1人増えるごとに約10,000円ずつ増えていることがわかります。

※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯 表番号1 1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)」

※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 表番号3-1 世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出」

年収別の食費の平均

総務省統計局の調査結果からは、年収別の食費もわかります。以下の表で年収階級別の消費支出・食費の平均・消費支出に占める食費の割合を確認しましょう。

世帯年収 消費支出 食費 消費支出に占める食費の割合(約)
200万円未満 150,933円 50,821円 33.7%
200万~250万円 179,344円 57,520円 32.1%
250万~300万円 192,725円 60,772円 31.5%
300万~350万円 212,780円 64,127円 30.1%
350万~400万円 232,159円 67,729円 29.2%
400万~450万円 246,269円 71,877円 29.2%
450万~500万円 250,008円 71,378円 28.6%
500万~550万円 259,033円 72,368円 27.9%
550万~600万円 269,775円 74,253円 27.5%
600万~650万円 280,116円 77,622円 27.7%
650万~700万円 288,613円 79,618円 27.6%
700万~750万円 296,243円 80,460円 27.2%
750万~800万円 314,959円 82,171円 26.1%
800万~900万円 339,983円 83,552円 24.6%
900万~1,000万円 368,547円 89,883円 24.4%


年収が増えるにつれ食費の平均金額も増えていきますが、年収の増加幅ほどには増えない点が特徴です。年収が高いほど、消費支出に占める食費の割合は小さくなっていきます。

※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 表番号2-3 年間収入階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出」

地域別の食費の平均

食費の平均金額は地域によっても異なります。総務省統計局のデータを元に、地域別の食費の平均(2人以上世帯)をまとめました。

北海道 68,219円
東北 71,297円
関東 81,556円
北陸 75,565円
東海 75,841円
近畿 75,638円
中国 69,827円
四国 65,999円
九州 68,100円
沖縄 65,150円


食費の平均が最も高い地域は関東、最も低い地域は沖縄です。関東と沖縄では約16,400円の差があります。

※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 表番号1-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり1か月間の収入と支出」

食費の内訳

総務省統計局の調査結果を見ると、2~4人世帯における食費の内訳は以下のようになっています。

2人世帯 3人世帯 4人世帯
穀類 5,388円 6,535円 7,551円
魚介類 6,210円 6,085円 5,515円
肉類 6,041円 8,146円 10,036円
乳卵類 3,569円 4,079円 4,558円
野菜・海藻 8,577円 8,987円 8,847円
果物 3,441円 2,926円 2,475円
油脂・調味料 3,373円 3,923円 4,300円
菓子類 5,209円 6,487円 8,168円
調理食品 10,000円 12,075円 12,794円
飲料 4,301円 5,295円 5,599円
酒類 3,606円 3,639円 3,481円
外食 6,612円 9,400円 13,693円


2人世帯と4人世帯の内訳を比較すると、外食費が約2倍になっていることがわかります。

※出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 表番号3-1 世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出」

食費の適正割合の決め方と管理方法

自分の家庭に合った食費は、どのように決めればよいのでしょうか。支出全体に対する食費の適正割合の決め方と管理方法について解説します。

エンゲル係数を参考にする

エンゲル係数とは、消費支出に対する食費の割合のことです。

前述した年収別の食費の平均を見てもわかる通り、生活水準が高くなるとエンゲル係数は低くなる傾向があります。

エンゲル係数の適正数値は15~20%です。25%を上限に食費をコントロールするとよいでしょう。エンゲル係数が25%を超えると、他の支出の見直しを迫られやすくなるとされています。

例えば、前述した年収別の食費の平均を見ると、世帯年収300万~350万円のエンゲル係数は約30%と高めです。

消費支出の平均は212,780円のため、エンゲル係数25%の上限を目安にする場合、食費は212,780円×25%=53,195円以下に抑える必要があります。

他の支出から逆算する

家計の支出には食費以外の費用も含まれているため、食費以外の支出を総支出から差し引けば、残りを食費として使えることになります。他の支出から逆算して食費を決めるのもよいでしょう。

食費とともに家計の中で大きな割合を占める支出が「住宅費」です。住宅費に該当する家賃や住宅ローン返済費は、手取りの30%以下に抑えるのが理想とされています。

さらに、「住宅費」と「食費」を合わせた理想的な割合は手取りの50%以下です。手取りを占める家賃や住宅ローン返済費の割合を計算し、食費と合計して手取りの50%以下になるように調整するのも1つの方法です。

週単位で管理しよう

自分の家庭に合った食費の適正割合が決まったら、毎月の予算を決めましょう。予算を決めておかなければ、買い物をする際に無駄遣いが発生しやすくなります。

食費の管理は月単位ではなく、週単位で行うのがおすすめです。1週間で予算を区切れば短期目標ができて頑張れる上に、週末や月末に余った分を外食に回せます。

1週間にどのくらいの食費が使えるのか、下の表で目安を確認しておきましょう。

1カ月の食費 1週間で使える食費
30,000円 約7,000円
40,000円 約9,333円
50,000円 約11,667円
60,000円 約14,000円
70,000円 約16,333円

食費を安く抑えるポイント

家計に占める食費の割合が高いと感じるのであれば、節約して食費を低く抑えましょう。実践しやすい食費の節約術を紹介します。

外食を控える

前述した食費の平均の内訳を見ると、食費に占める外食費の割合は意外と大きいことがわかります。外食を重ねると食費がすぐに増えてしまうため、少なくとも平均的な外食費は超えないように意識しましょう。

外食する場合も、料金が安いチェーン店を利用したり、ディナーよりランチで外食したりするのがおすすめです。

食費の平均の内訳からは、調理食品の金額が高いことも見てとれます。調理食品とは冷凍食品やレトルト食品のことです。できるだけ食材から調理することを意識すれば、調理食品の支出が減るため、食費の節約につながるでしょう。

買い物の回数を減らす

毎日のように買い物に出かけると、セール品や格安食材に目移りしやすくなるため、つい余計なものを買ってしまいがちです。不要なものを買うと食品ロスも出やすくなります。

買い物に行く際は事前に必要な食材をすべて書き出し、週1~2回を目安にまとめ買いをしましょう。できるだけ特売日やセールの時間帯を狙って買い物に行けば、食費をより抑えられます。

買い物に家族を連れていくと、余計なものを欲しがられるためお金がかかります。学校や仕事で家族がいない時間帯に、1人で買い物に行くのがおすすめです。

安い商品を買う

できるだけ食費を抑えるためには、安い商品を買うことも重要です。賞味期限が近い商品や、閉店間際に売れ残っている商品なら、通常より安く買えます。

安価な商品がそろっている業務用スーパーを利用したり、価格を抑えたプライベートブランドの商品を中心に購入したりするのもおすすめです。

まとめ買いをすることでも、食材を安価で買いやすくなります。大半の食材は大量購入により単価が下がるためです。肉類や野菜などよく使う食材は、まとめ買いで単価が安くなる商品を選ぶようにしましょう。

品目ごとに節約する

食費の節約は、食費を品目で分けて考えるのもおすすめです。金額が高くなっている品目があるなら、安く抑えられないか検討してみましょう。

例えば、外出中に自販機やコンビニで飲み物を買っている場合は、食費の品目のうち飲料代を抑えられる余地があります。自販機やコンビニの値段は定価に近く、スーパーで購入する場合より大幅に高くなるためです。

飲み物代を節約したい場合は、外出先で買わないようにすることがポイントです。自宅で作った飲み物をマイボトルに入れて持ち運べば、飲み物代の大幅な削減につながります。

食費以外の支出も節約しよう

家計の見直しを行う場合は、食費以外の支出にも目を向ける必要があります。家計を見直す際のポイントを押さえておきましょう。

無理のない範囲で家計全体を総合的に見直す

食費は家計に占める割合が大きく、我慢すれば節約できると思われやすいことから、家計を見直す際に食費の削減を優先的に考えがちです。

しかし、節約して食費を大幅に削減するには限界があります。家族が調理や外食を楽しみにしている場合、食費を節約しすぎるとストレスにつながってしまうでしょう。食事には最低限の栄養価も求めなければなりません。

食費だけで家計を見直そうとするのでなく、まずは固定費から節約を図るのがおすすめです。電気料金・ガス料金・携帯電話料金・生命保険料など、手をつけやすいものから見直してみましょう。

固定費の節約についてもっと詳しく知りたい方はこちら

電気料金を削減するコツ

固定費を見直す際は、電気料金を削減できないかチェックしてみるのがおすすめです。電力小売自由化に伴い、電力会社は自分で自由に選べるようになっています。

節電を意識した生活をすることも家計の節約につながりますが、最も手っ取り早い節電方法は電力会社の見直しです。何も考えずに電力会社と契約している場合、電力会社を変更するだけで電気料金を大幅に下げられる可能性があります。

電力小売自由化以降は、新電力と呼ばれる新規事業者が続々と電力事業に参入しています。電気料金プランの選択肢も増えているため、生活リズムや世帯構成に合わせたプランを選ぶことができるようになっています。電気料金を見直すなら新電力も検討してみましょう。

固定費の節約についてもっと詳しく知りたい方はこちら

食費の平均を知り家計を見直そう

食費の平均と自分の家庭の食費を比較すれば、食費が高いのかどうかを判断する目安になります。食事にお金を使いすぎている場合は、予算を決めて食費を管理しましょう。

ただし、家計の見直しで食費の節約を優先すると、ストレスが溜まってしまう恐れがあります。水道光熱費や通信費など、継続的な節約効果を発揮できる固定費から見直しましょう。

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電気料金は毎月発生する生活コストであり、家計を圧迫していると感じる人は今すぐにでも見直したい支出の一つです。

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※調査方法:インターネット調査
調査概要:2021年 8月_サイトのイメージ調査
調査提供:日本トレンドリサーチ