引越し時に面倒なのが、ライフラインに関する各種手続きです。今回は、東京ガスにおける引越し手続きを3パターンに分けて解説します。併せて手続きを行うときの注意点も解説するので、滞りなく手続きを進められるようにしましょう。
引越しに伴うガス・電気の手続き【引き続き東京ガスと契約する場合】
引越し先でも東京ガスとの契約を続ける場合の手続き方法を解説します。エネルギー会社の乗り換えを伴わない場合、手続きはシンプルですが、念のため確認しておくと安心です。
東京ガスのWebサイトから手続きを行うだけでOK
新居でも東京ガスを使う場合には、東京ガスのWebサイト上に設置されている専用フォームから「停止と開始を同時に申し込む」を選び、1回手続きを行うだけでOKです。ガスと電気を東京ガスでまとめている場合も、手続きを行うサービスとして「ガスと電気」を選ぶだけで、ガスと電気を同時に申し込めます。
ただし、電気の停止については、専用フォームだけでは手続きが完了しない点に注意が必要です。専用フォームの最後に表示される電話番号に電話して、手続きを行う必要があります。
手続きに際して、本人確認の方法として「お客さま番号」を入力する場合には、払込書の「ご請求内訳」の欄を確認するか「myTOKYOGAS」にログインするなどし、番号を確認しましょう。
引越しに伴うガス・電気の手続き【他社から東京ガスに乗り換える場合】
引越しを契機に、ほかのエネルギー会社から東京ガスに乗り換える際に必要な手続きを解説します。エネルギー会社を乗り換える場合には多少手続きが複雑になるため、流れをしっかりと確認しておきましょう。
現在契約しているエネルギー会社で使用停止手続きを行う
引越しに伴い、他社から東京ガスに乗り換える場合には、現在契約中のエネルギー会社に連絡し、ガス・電気の使用停止手続きを行う必要があります。
ガス・電気の使用停止手続きは、契約中のエネルギー会社のWebサイトにアクセスしてオンラインで行うか、カスタマーセンターに電話して行う必要があります。オンラインであれば、24時間好きな時間に手続きができるので、忙しい場合にはオンラインを選ぶのがおすすめです。
ガス・電気の使用停止手続きは、おおむね引越しの1カ月前から可能になっています。引越しの1週間前までに手続きを済ませておくと、引越しの際に慌てることもありません。
東京ガスのWebサイトからガス・電気の使用開始を申し込む
契約中のエネルギー会社でガス・電気の使用停止手続きを行った後は、東京ガスのWebサイトにアクセスし、専用フォームからガス・電気の使用開始を申し込みます。
手続き後、実際に使用をスタートできるタイミングはガスと電気で異なります。ガスが使用開始手続き後、最短で翌日から使用を開始できるのに対し、電気は使用開始まで最短でも1週間程度時間がかかるため、注意しましょう。
希望する日時にガス・電気の使用を開始するには、引越し日が決まり次第、早めに手続きを済ませておくことが大切です。
引越しに伴うガス・電気の手続き【東京ガスから他社に乗り換える場合】
引越しのタイミングで東京ガスから他社に乗り換える場合の手続き方法を解説します。しっかりと手順を確認して、ミスなく手続きを進めましょう。
乗り換え先のエネルギー会社を選ぶ
東京ガスからほかのエネルギー会社に乗り換えたい場合には、まず数ある選択肢の中からガス代や電気代が安くなるエネルギー会社を探します。
乗り換え先のエネルギー会社を探す際は、自宅がその会社のサービス提供地域(=供給エリア)内かどうかを確認しましょう。魅力的なプランを提供しているエネルギー会社が見つかっても、自宅が供給エリア外にある場合には、そのエネルギー会社とは契約できません。
東京ガスと契約している方の乗り換え先としておすすめなのが「Looopでんき」です。Looopでんきの電気は市場連動型なので、電気の使い方を工夫すれば電気代を賢く節約できます。東京ガス供給エリアに住む都市ガス契約者であれば、Looopでんき+ガスを契約することで、ガスと電気のセット割を受けることも可能です。
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東京ガスのWebサイトもしくは電話でガス・電気の使用停止を申し込む
引越しに伴って東京ガスからほかのエネルギー会社に乗り換える場合には、東京ガスのWebサイトにアクセスし、専用フォームからガス・電気の使用停止手続きを行います。
ガスと電気を同時に停止する場合とガスのみを停止する場合には、専用フォームから手続きを行うことで停止可能です。しかし電気のみを停止する場合には専用フォームから手続きができないので、専用フォーム上に提示される電話番号に電話する必要があります。
電話での手続きの場合、どうしても待ち時間が発生するので、時間に余裕があるときに手続きを進めると良いでしょう。
新たに契約するエネルギー会社で使用開始手続きを行う
東京ガスに連絡してガス・電気の使用停止手続きを済ませた後は、引越し先で新たに契約する予定のエネルギー会社に連絡し、ガス・電気の使用開始手続きを行います。
エネルギー会社のWebサイトから専用フォームにアクセスして手続きを行う場合には、引越しに伴って手続きを行う方専用のフォームを選ぶ必要があるため、注意しましょう。
電気の乗り換えでは多くの場合、新居の「供給地点特定番号」の入力が求められます。手続きを始める前に新居を管轄する不動産会社や大家に問い合わせ、確認しておきましょう。
引越し時のガス・電気の手続きに関する注意点
引越しに伴ってガス・電気の手続きを行うときに注意しておきたいことを5つ解説します。後から悔いることのないよう、手続きを始める前に頭に入れておきましょう。
契約中のエネルギー会社によっては解約金が求められる
現在契約しているエネルギー会社から東京ガスに乗り換える場合、エネルギー会社によっては解約金が必要です。
例えば「ニチガス」からの乗り換えの場合、都市ガスを契約している場合には契約解除料は発生しないものの、LPガスを契約している場合には、契約しているプランによって解約違約金が発生する可能性があります。
東京ガスからほかのエネルギー会社に乗り換える場合、東京ガスはガス契約・電気契約共に解約金を設定していないので、負担ゼロでエネルギー会社の乗り換えが可能です。
ガスを使用開始する際には立ち会いが必要
ガスの使用開始時には開栓作業に立ち会う必要があります。
ガスを使用開始するときには、ガス会社から派遣された係員によるガスメーターの栓を開ける作業が必要です。開栓の際には、問題なく点火できているか確認したり、安全事項を説明したりする必要があるため、住人による立ち会いが求められます。
ガスの使用停止時にも係員によるガスメーターの閉栓作業が必要ですが、基本的に立ち会いは不要です。住まいがオートロックの場合や警報機が設置されている場合には、立ち会いが求められることもあります。
なお、電気の使用停止と使用開始の際には基本的に立ち会いは不要です。住人の立ち会いがないと確認できない場所にスマートメーターがある場合には、例外的に立ち会いが求められることもあります。
使用開始手続きを忘れるとガス・電気が使えない
引越しに伴ってエネルギー会社の乗り換えを行う場合、ガス・電気の使用停止手続きと使用開始手続きが両方必要なため、どちらかの手続きを忘れてしまうことがあります。使用開始手続きを忘れていると、新居でガス・電気が使えないため注意しましょう。特に注意すべきは、電気の使用開始手続きを忘れてしまうことです。
ガスは引越し当日の午前中までに使用開始の連絡を済ませれば、当日中に開栓が可能な場合が多いため、手続き忘れのリスクは低いといえるでしょう。東京ガスの場合も、当日の午前中までに電話で連絡すれば、当日開栓が可能となっています。
しかし電気の場合、当日開通に対応している電力会社は少数派です。そのため使用開始手続きを忘れていると、数日開通を待たなければならない可能性が高いといえるのです。電力会社の乗り換えを行う場合には、抜け漏れがないようしっかり計画を立てて乗り換え作業を進めましょう。
停止手続きを忘れると「二重払い」が発生する
ガス・電気の使用停止手続きを忘れていると、旧居と新居で二重にガス契約・電気契約を結んでいる状態となり、二重で料金を請求されてしまいます。
引越しを済ませていて、旧居でガス・電気を使っていなかったとしても、基本料金は変わらず発生し続けるため、二重払いの状態が生じてしまいます。クレジットカード払いを選択していた場合、気付かぬうちに何カ月も二重払い状態が続いてしまうこともあるので、注意が必要です。
二重払いは基本的に契約者のミスで起こってしまう事態であるため、返金を求めても応じてもらえない可能性が高いといえるでしょう。二重払いが発生しないよう、エネルギー会社の乗り換えは計画的に行う必要があるといえます。
繁忙期における手続きは早めに済ませる
繁忙期の引越しの際にガス・電気の手続きを行う場合には、早め早めに手続きを済ませておくと安心です。繁忙期とは、引越しの依頼件数が増える時期のことです。進学や就職により引越し件数が増える2月~4月頃を指す場合が多いといえます。
繁忙期は引越しの依頼件数が増えると同時に、ガス・電気の使用停止・使用開始手続きをする方も増えるため、電話でガス・電気の手続きを行う場合、電話がつながりにくくなる可能性があります。繁忙期に引越しを行うのであれば、ガス・電気の手続きはオンラインで行うのがおすすめといえるでしょう。
また、ガスを使用停止・使用開始するには、エネルギー会社の係員による閉栓・開栓作業が必要であり、開栓時には住人による立ち会いが必要です。繁忙期で係員が出払っていると、希望日に立ち会いの予約が取れない可能性もあるので、注意しましょう。
⇒引っ越しの繁忙期についてもっと詳しく知りたい方はこちら
引越しの日程が決まったらなるべく早く手続きを済ませよう
引越し作業を始めると忙しくなるため、ついうっかりガス・電気の手続きを忘れてしまうことがあります。新居に移ってすぐに「使用開始手続きを忘れていた」と気づくと、新生活のスタートにつまずいてしまいます。引越しに伴ってガス・電気の手続きを行うときは、引越し作業で忙しくなる前に手続きを済ませてしまうのが正解です。早めに手続きを済ませて、余裕を持った引越しを実現させましょう。
お引越しは、電気会社を見直す絶好のタイミングです。新しい住まいの広さや家族の人数に合わせた電気料金プランを選ぶことで、日々の光熱費を効率的に管理できます。
Looopでんきの「スマートタイムONE」は、市場価格に連動して電気料金が時間帯ごとに変動するプランです。電気料金が安くなる時間帯を活用すれば、効率的に電気代を節約することができます。特に、家族で電気をたくさん使う世帯にもおすすめのプランです。また、契約期間の縛りがなく、解約手数料もかかりません。新しい生活を始める際にも安心してご利用いただけます。
さらに、専用アプリを使えば、電気の使用状況や料金を30分ごとに確認可能です。月末の電気代を予測して計画的に家計管理ができるので、無駄な出費を防ぐことができます。
新生活に合わせてLooopでんきに切り替えたお客様の声をご紹介します。
「切り替えが分かりやすく、しやすかったです。また、様々な生活情報も配信してくださり、毎回楽しみにしています。キャンペーン等も多く、楽しみながら参加もさせていただいています。こちらの会社へ切り替えをして満足しています。」
「他社と比べて電気料金が安く、手続きが簡単なのもおすすめしたい理由です。」
Looopでんきの「スマートタイムONE」は、引越し後の生活スタイルに合わせて電気代を管理しやすいプランです。申し込みも簡単なので、これを機にぜひご検討ください。