「電気がつかない」「コンセントが使えない」「突然停電になった」…このような経験をしたことはありませんか?ひとくちに電気がつかないといっても、照明機器が壊れているのか、それとも照明機器まで正しく電気が届いていないのか、その原因はさまざまです。このページでは、電気がつかない原因の特定方法と正しい対処方法を解説します。電気の不具合は、放置すると火事や感電などの事故の元になる可能性も。自分で解決できないときや少しでも不安があるときは電気事業者や電気工事会社に相談することが大切です。
電気がつかない!と思ったら、まずはどこでトラブルが起きているかを特定しよう
ご自宅の電気(照明機器)にトラブルが発生したときに正しく対処するためには、「どの範囲の照明機器が点灯しないのか」を特定することが大切。トラブル範囲は大きく4種類に分類できるので覚えておきましょう。このページではこの分類を基に、原因や対処方法を解説していきます。
【特定の照明機器】だけ電気がつかない
他の照明機器や電化製品は正常に点灯・動作しているのに、一つの照明機器だけの電気がつかないというトラブルです。電気がつかないといったときにもっともありがちなシチュエーションかもしれません。この場合、蛍光ランプやLEDランプ、白熱電球などの寿命、照明機器自体の故障などが考えられます。
【特定の部屋】だけ電気がつかない
ある部屋の電気がすべてつかないというケースもあります。ご自宅内の他の部屋の電気はついているにもかかわらず、特定の部屋の電気がつかない、照明機器の近くにある電化製品も動作しないという状況です。
この場合は、その部屋に電気を供給するための「安全ブレーカー」が落ちていたり(スイッチがオフ)、配線にトラブルが起きていたりする可能性があります。
【ご自宅全体】の電気がつかない
「電気がつかない」と気づいたとき、特定の照明機器や部屋だけでなく、そのトラブルがご自宅全体に及んでいることもあります。他の部屋の照明機器のスイッチをオンにしても点灯しなかったり、ご自宅全体の電化製品が動作していなかったりするならこの状況です。
この場合は、「アンペアブレーカー(サービスブレーカー)」や「漏電ブレーカー」が落ちていたり、ご自宅への送配電設備にトラブルが発生していたりする可能性が考えられます。
※アンペアブレーカー(サービスブレーカー)がない住宅もあります。
【ご自宅のある地域全体】の電気がついていない
ご自宅全体の電気がつかないことがわかったときは、夜間であれば窓の外を見てみましょう。普段は明かりが灯っているはずの他の住宅が真っ暗だったり、街灯の明かりが見えなかったりするなら、何らかの原因でご自宅のある地域への送配電がストップしています。
マンション・アパートが停電になるケースもある
住んでいるマンションやアパートが停電してしまうというケースも考えられます。主な原因は集合住宅への送配電設備のトラブル。ご自宅内だけでなく、マンション・アパートの共用部分(廊下やエントランスなど)の電気もついていないときは、この状況に該当する可能性が高いので、不動産管理会社や電気事業者に連絡をしましょう。
【特定の照明機器】だけ電気がつかない場合の原因と対処法
電気がつかないというトラブルのうち、頻繁に起こりがちなのが【特定の照明機器】だけ電気がつかないケースです。主に4種類の原因が考えられるので、それぞれに対処法を紹介していきます。
なお、以下で説明する原因の特定法や対処法を実践する際には、ランプ(蛍光ランプ、LEDランプ、白熱電球)の脱着や照明機器の取り外し・取り付け作業が伴います。これらの作業は、必ずスイッチをオフ(電気の供給をストップ)にしてから行ってください。
【原因1】照明機器の接触が悪い
特定の照明機器だけ電気がつかないことに気づいたら、まずは接触不良を疑いましょう。何らかの原因で、ランプ(蛍光ランプ、LEDランプ、白熱電球などの発光部分)と照明機器本体や、照明機器本体とシーリング・ローゼット(天井に設置されている照明機器の設置部品)の接続が緩み、電気が正しく供給されなくなるケースは珍しくありません。
電気のスイッチをオフにしてランプを取り外したあとに、再度、ランプを照明機器にしっかりと取り付け、スイッチをオンにしてみましょう。併せて照明機器とシーリング・ローゼットとの接続も確認します。これで電気がつくなら作業は完了です。
もし、電気がつかないならランプもしくは照明機器本体のトラブルである可能性が高くなります。
【原因2】蛍光ランプ、LEDランプ、白熱電球の寿命
照明機器のランプが寿命を迎えた結果、電気がつかなくなっているケースもよくあります。
電気がつかない原因がランプの寿命なのか否かを確認するには、そのランプを正常に点灯している他の照明機器に取り付けてみるのが簡単。もし、他の照明機器に取り付けてみても電気がつかないなら、ランプが寿命を迎えていると考えてもよいでしょう(その他ランプの不具合の可能性もあります)。新しい蛍光ランプやLEDランプ、白熱電球に交換すれば作業は完了です。
ただし、ご自宅内に同形式・同サイズのランプを使用している照明機器がない場合は、上記の確認方法が実践できません。そんなときは、ランプの外観や電気がつかなくなる前の状態を基に、寿命を迎えたのかどうかを判断します。以下の表にチェックポイントをまとめたので確認してみましょう。
蛍光ランプ、LEDランプ、白熱電球の寿命の見極め方 | ||
---|---|---|
ランプの種類 | 寿命の目安(※1) | 寿命を見極めるポイント |
蛍光ランプ | 6,000~12,000時間程度 | ・両端が黒ずんできた ・明かりが暗くなった ・端の部分しか明るくならなくなった ・点灯に時間がかかるようになった |
LEDランプ | 40,000時間程度(※2) | ・明かりが暗くなった ・点滅するようになった ・点灯に時間がかかるようになった |
白熱電球 | 1,000~2,000時間程度 | ・寿命を迎える前の前兆はない ・フィラメントが切れると寿命(電球のガラスが透明な場合は目視できる) |
蛍光灯の場合はグローランプもチェック
蛍光灯の種類によっては、グローランプという蛍光ランプを点灯させるための部品が寿命を迎え、電気がつかなくなっている場合もあります。グローランプはグロー球、点灯管などとも呼ばれ、豆電球と同じくらいか、一回り大きいくらいのサイズの部品。6,000回程度の点灯で寿命を迎えるとされています。
もし、グローランプを使用している蛍光灯で、新しい蛍光ランプに交換しても電気がつかないなら、グローランプの交換も視野に入れて対応しましょう。グローランプが黒ずんでいるなら、寿命を迎えている可能性があります。
【原因3】照明機器が故障している
接触不良やランプの寿命に比べると発生頻度は少なくなりますが、照明機器本体が故障している可能性も十分に考えられます。
照明機器が故障しているか否かは2段階で確認します。まずは、ランプの寿命や不具合を確認するときと同様に、電気がつかない照明機器にセットされていたランプを他の照明機器にセットしてみましょう。他の照明機器にセットして電気がつくなら、ランプの不具合ではないので、照明機器が故障している疑いがあります。
ただし、このチェックだけではこの後に説明する「【原因4】スイッチもしくは配線に不具合がある」という状況を否定できません。そこで、多少手間はかかりますが、照明機器を天井や壁面などから取り外し、電気が正常についている別の場所に設置しなおします。設置場所を変えても電気がつかないなら、照明機器の故障と考えてもよいでしょう。
照明機器が故障している場合は、基本的に修理を依頼するか交換をすることになります。ご自身で購入・設置したものならメーカーや電気工事会社に、賃貸住宅に住んでいて入居当初から設置されていたものなら不動産管理会社に問い合わせをし、対処方法を検討しましょう。
【原因4】スイッチもしくは配線に不具合がある
電気がつかない原因が、「照明機器の接触」でも「ランプの寿命」でも「照明機器の故障」でもない場合は、スイッチもしくは住宅内の配線トラブルが疑われます。この場合は、ご自身で解決しようとせずに、電気工事会社や不動産管理業者に問い合わせをして点検・修理を依頼してください。
また、ご契約中の電気事業者やプランによっては、電気のトラブルに関する駆け付けサービスを提供している場合もあります。契約内容を確認して利用してみるのもよいでしょう。
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十分な知識と技術を持たずに、スイッチや配線の不具合を修理しようとすると思わぬ事故に発展する可能性があります。わからないものはプロに任せるのが一番。慎重に対処しましょう。
【特定の部屋】だけの電気がつかない場合の原因と対処法
続いて解説するのは、【特定の部屋】だけの電気がつかない場合の原因と対処法です。多くの場合、分電盤の安全ブレーカーが落ちているだけなので、対処は難しくないでしょう。
【原因1】安全ブレーカーが落ちている
【特定の部屋】だけの電気がつかないときは、まず、安全ブレーカーが落ちている可能性を考えましょう。安全ブレーカーとは住宅内の各部屋・場所への電気の供給を個別に制御する機器です。分電盤と呼ばれる機器に設置されています。
この安全ブレーカーのスイッチがオフになっている(ブレーカーが落ちている)と、該当する部屋・場所への電気の供給がストップします。当然、その部屋・場所にある電気もつかなくなるわけです。分電盤を確認し、電気がつかない部屋の安全ブレーカーが落ちていれば、それが電気がつかない原因です。
安全ブレーカーが落ちたときの対処法
安全ブレーカーは、電化製品の故障によって配線がショートしたときや、電化製品の使いすぎによって一定以上の電流が配線に流れたときに、自動的に落ちる(スイッチがオフになる)仕組みになっています。
そのため、そのままの状態で安全ブレーカーのスイッチをオンにしても、またすぐに安全ブレーカーが落ちてしまう可能性があります。下記の手順で正しく復旧作業を行いましょう。これで電気がつくようになるはずです。
- 【1】電化製品の配線がショートしている可能性があるため、電気がつかない部屋(安全ブレーカーが落ちている部屋)の電化製品の電源プラグをコンセントから抜き、電源もオフにする
- 【2】落ちている(スイッチがオフ)安全ブレーカーのスイッチをオンにする
- 【3】電化製品の電源プラグを一つずつコンセントに挿す
- 【4】使用する電化製品のみの電源をオンにする
※夜間や十分な明るさがない状況で作業をすると思わぬ事故につながる恐れがあります。懐中電灯やスマートフォンのライト機能などを活用し、手元をしっかりと確認しながら作業を行ってください。
※特定の電化製品の電源コードに傷や焦げがある場合は、その電化製品のショートが原因で安全ブレーカーが落ちた可能性があります。以降の使用は控えたほうがよいでしょう。
【原因2】ご自宅内の配電に問題が起きている
安全ブレーカーが落ちていない場合は、ご自宅内の送配電設備がトラブルを抱えている可能性があります。電気工事会社や不動産管理会社に連絡し、設備の点検・修理を依頼しましょう。
前述の通り、ご契約中の電気事業者やプランによっては、電気のトラブルに関する駆け付けサービスを提供している場合があります。利用してみてもよいでしょう。
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【ご自宅全体】の電気がつかない場合の原因と対処法
ご自宅全体の電気がつかない場合は、アンペアブレーカー(サービスブレーカー)もしくは漏電ブレーカーが落ちていることが予想されます。ブレーカーの状態の確認方法と復旧方法を紹介していきましょう。
【原因1】アンペアブレーカー(サービスブレーカー)が落ちている
ご自宅全体の電気がつかないことに気づいたら、まずはアンペアブレーカーが落ちていないかを確認しましょう。アンペアブレーカーは、電気事業者との契約以上の大きさの電気が住宅内に流れるのを防ぐための機器です。安全ブレーカーと同様に分電盤に設置されています。
アンペアブレーカーが落ちると(スイッチがオフ)、住宅全体への電気の共有がストップします。このため、住宅全体の電気がつかなくなるわけです。分電盤を確認し、アンペアブレーカーが落ちているなら、それが電気がつかない原因です。
アンペアブレーカー(サービスブレーカー)が落ちたときの対処法
アンペアブレーカーは、住宅内で消費電力の大きな電化製品が同時使用され、契約アンペア数以上の電力が必要になったときに、自動的に落ちる(スイッチがオフ)仕組みになっています。
そのため、電化製品の使用状況を変えずにアンペアブレーカーのスイッチをオンにしても、またすぐにアンペアブレーカーは落ちてしまいます。下記の手順で正しく復旧作業を行いましょう。これで電気がつくようになるはずです。
- 【1】短時間の使用が基本で、かつ消費電力の大きな電化製品を特定する(例:電子レンジ、電気ケトル、炊飯器、ドライヤー、電気ストーブ、エアコンなど)
- 【2】【1】で特定した電化製品の電源をオフにする(電源をオフにできない場合は電源プラグを抜く)
- 【3】アンペアブレーカーのスイッチをオンにする
- 【4】使用する電化製品のみ電源をオンにする
※夜間や十分な明るさがない状況で作業をすると思わぬ事故につながる恐れがあります。懐中電灯やスマートフォンのライト機能などを活用し、手元をしっかりと確認しながら作業を行ってください。
なお、スマートメーターが設置されているご家庭では、アンペアブレーカーが分電盤にないことがあります。この場合、10秒後に自動的に復旧する仕組みになっているので、電気の供給が再開する前に電化製品の電源をオフにするか、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
【原因2】漏電ブレーカーが落ちている
アンペアブレーカーが落ちていないのに、ご自宅全体の電気がつかないなら、漏電ブレーカーが落ちている可能性があります。漏電ブレーカーはその名の通り、漏電を感知したときに電気の供給をストップする機器。漏電ブレーカーが落ちる(スイッチがオフ)と、住宅全体への電気の供給が止まるため、電気もつかなくなります。
漏電ブレーカーが落ちたときの対処法
漏電ブレーカーが落ちている場合は、住宅内のどこかで漏電が発生している恐れがあります。漏電は感電や火災の原因になるので、すぐに電気事業者や電気工事会社、不動産管理会社に連絡し、点検・修理を依頼しましょう。
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しかし、修理が終わるまでまったく電気が使えないのは非常に不便なものです。そこで、漏電箇所を特定し、それ以外の場所の電気だけを使用可能にする方法を図解しながら紹介します。一時的な復旧方法ですが確認しておきましょう。
なお、漏電ブレーカーの復旧作業を不用意に行うと思わぬ事故を招く恐れがあります。下記の操作は自己責任のもとで行ってください。専門家への点検・修理依頼が最優先と考えましょう。
漏電ブレーカーが落ちていることを確認したら、まずは、アンペアブレーカー、安全ブレーカーすべてのスイッチをオフにします。
すべてのブレーカーが落ちていることを確認したら、アンペアブレーカーと漏電ブレーカーのスイッチを再度オンにします。
続いて、安全ブレーカーのスイッチを一つずつオンにしていきます。順番にスイッチをオンにしていくと、特定のスイッチをオンにしたときに漏電ブレーカーが落ちるはず。そのスイッチと連動している配線に漏電の疑いがあることがわかります。
漏電ブレーカーが落ちたら、再度【1】【2】の手順を踏み、漏電の疑いのない場所の安全ブレーカーのスイッチをオンにしていきましょう。これで、一時的ではありますが、電気が使えるようになります。
【原因3】ご自宅への送配電に問題が起きている
アンペアブレーカーも漏電ブレーカーも落ちていないにもかかわらず、家中の電気がつかない場合は、ご自宅への送配電に問題が起きている可能性があります。例えば、「外部から住宅に電気を供給するための『引き込み線』が強風で断線してしまっている」というような状況です。
このような送配電トラブルを自力で修理・修復することはできません。電気事業者に連絡をして、確認・修理を依頼しましょう。
自宅のある地域全体の電気がついていない場合の対処法
ご自宅のある地域全体の電気がついていない場合、何らかの原因でその地域に対する送配電がストップしていると考えられます。個人の力でどうにかなるものではないので、以下のような点に注意しながら復旧を待ちましょう。
照明は可能な限り懐中電灯を使用
夜間に停電が発生した場合の照明には、できる限り懐中電灯を使用しましょう。持ち運びがしやすく一定の明るさを長時間維持できるからです。懐中電灯がない場合はろうそくを代用する手もありますが、火の扱いに細心の注意を払う必要があります。
復旧時に事故につながる可能性がある電化製品の電源プラグをコンセントから抜く
停電中は無理のない範囲で電化製品の電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。暗闇の中で行動しているうちに、何らかの原因で電化製品の電源をオンにしてしまう可能性があり、停電から復旧したときに意図せず電化製品が動き出すことで思わぬ事故が起きる危険性があるからです。
特に注意したいのが、アイロン、ドライヤー、ヒーターのような熱を発する電化製品。停電中に倒れたり、可燃物に接触したりしてしまう可能性があり、そのまま電気の供給が始まると火災の原因になります。また、フードプロセッサーや電動ドリルなど、作動時に触れるとケガの恐れがある電化製品にも注意が必要です。
暑さ・寒さへの対応は迅速に
停電が発生すると、エアコンや電気ストーブなどの電気で動作する冷暖房機器が使えなくなり、季節によっては急激な気温の変化にさらされます。例えば夏季であれば熱中症に要注意。換気を行う、水分をこまめに補給する、保冷材を使用して体を冷やすなどの対策を検討しましょう。冬季であれば、身体を冷やさないよう、コートを着る、普段より多く重ね着をするなど、衣服の工夫で防寒対策を。
自分で解決する自信がないときは電気事業者に相談
このページでは、ご自宅の電気がつかないときの原因究明法とご自身でできる対処法を紹介してきました。しかし、なかには「自分で解決できる自信がない」という方もいるでしょうし、「実践してみたけど、結局、原因がわからなかった」というケースがあるかもしれません。
電気は毎日の生活に欠かせないもの。トラブルが起きたときにすぐに解決できる手段を持っておくと非常に心強いものです。電気事業者を選ぶ際には、いざというときのサポートサービスの内容もチェックするのがよいでしょう。
※このページ記載されている金額はすべて、2020年12月9日現在の税込表記のものです。
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Q 電気がつかない時はどうしたらいい?
電気がつかないときは、まずはどこでトラブルが起きているかを特定しましょう。特定の照明機器、特定の部屋、ご自宅全体、ご自宅のある地域全体によって対処法が変わります。それぞれのトラブルに対しての対処法について詳しくは記事本文をご覧ください。
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Q 自分で解決できない場合は?
自分で解決できない場合は、電気事業者に相談しましょう。電気事業者を選ぶ際には、電気がつかない場合に備えてトラブルが起きた時のサポートサービスの内容もチェックするのがよいでしょう。