電力会社の乗り換えを検討するとき、頭を悩ませるのが電力会社選びです。市場には多くの電力会社が参入しているため、どの会社を選んだらいいのかわからず困っている方もいるでしょう。今回は神奈川県にお住まいの方におすすめの電力会社を紹介します。
神奈川で全世帯におすすめの電力会社
神奈川県在住のすべての方におすすめできる電力会社を4社紹介します。電力会社選びで迷っている方は、まずこれから紹介する4社を検討してみましょう。きっとイメージに合った電力会社が見つかるはずです。
Looopでんき
Looopでんきとは、市場価格に合わせて電気料金単価が変動する「市場連動型プラン(サービス名:スマートタイムONE)」を採用した電力会社です。電気の安い時間帯を狙って電気を使えば、トータルでの電気代の節約がかないます。
Looopでんきと契約するにあたって活用したいのが専用のアプリです。アプリを使えば、刻一刻と変動する電気料金をプッシュ通知で知らせてくれるので、お得な時間帯を見逃しません。
神奈川在住の方であれば、電気とガスをセットで契約できるのもLooopでんきのメリットです。Looopでんき+ガスであれば、電気の料金単価が1kWhあたり1円割引になります。
⇒Looopでんき|Looopでんきは電源料金が市場価格に連動して変動|最安値0.01円/kWh
東京ガス
東京ガスは、首都圏を対象に長らく都市ガスを供給してきた大手のガス会社です。電力小売自由化に伴い、電力事業にも参入しました。東京ガスの電気料金は、東京電力の「スタンダードS」や「スタンダードL」よりも基本的に割安な設定となっています。
東京ガスでは、電気とガスの契約をまとめると「ガス・電気セット割」が適用されます。例えば「基本プラン」であれば、毎月の電気料金の基本料金および電力量料金の合計額から0.5%が割引されます。
東急でんき&ガス
東急でんき&ガスは、東急グループの株式会社東急パワーサプライが提供するエネルギーサービスです。
東急でんき&ガスは、地球に優しい電気を選択したい方におすすめといえるでしょう。東急でんき&ガスが供給する電気は、実質再生可能エネルギー100%で二酸化炭素を一切排出しないクリーンなエネルギーです。
さまざまなお得なサービスが受けられるのも東急でんき&ガスの魅力です。例えば東急線の定期券を持っている場合、東急でんき&ガスの利用料金が最大で2,640円割引になります。またTOKYU CARDを使って東急でんき&ガスの利用料金を支払うと、1%のTOKYU POINTが貯まります。
idemitsuでんき
idemitsuでんきは、燃料油や基礎化学品などを取り扱う出光興産株式会社が展開するエネルギーサービスです。idemitsuでんきは、車生活をしている方に特におすすめの電力会社といえます。
最もスタンダードな「Sプラン」の場合、ガソリン車であればガソリン1Lあたりの価格が2円引き、電気自動車(EV)であれば電気料金が毎月200円割引になります。電気契約を結ぶだけで格安で車に乗れるようになるのです。
また、idemitsuでんきのSプランは東京電力の従量電灯Bと比べ、電力量料金の第2段階料金から割安になっています。電気を使うほどお得を実感できる仕組みになっているといえるでしょう。
一人暮らし向けのおすすめの電力会社
神奈川県に住む一人暮らしの方におすすめできる電力会社を紹介します。一人暮らしで先ほど紹介した4社にぴったりのプランが見つからなかった方は、これから紹介する2社をチェックしてみましょう。
ソフトバンクでんき
ソフトバンクでんきは、ソフトバンクグループ傘下のSBパワー株式会社が展開するエネルギーサービスです。ソフトバンクでんきでは、再生可能エネルギー比率実質100%を達成した「自然でんき」と、ソフトバンクやワイモバイルを契約していると通信費が割引になる「おうちでんき」を展開しています。
自然でんきは基本料金が0円の電気料金プランです。消費した電気の量に応じた電気代が請求されるため、電力使用量が少ない一人暮らしの方に向いています。PayPayカード払いでポイント還元が受けられるのも魅力です。
節電を通してポイ活ができるのもソフトバンクでんきのメリットです。契約者専用アプリ「エコ電気アプリ」を活用すれば、楽しく節電しながらPayPayポイントが貯まります。
シン・エナジー
シン・エナジーは兵庫県神戸市に本社を置くエネルギー会社です。離島を除く広いエリアに電気を供給しています。
シン・エナジーの魅力は多彩な料金プランにあります。一人暮らしにおすすめなのが、東京電力の従量電灯Bに相当する「きほんプラン」です。きほんプランは、在宅時間が短くあまり電気を使わない方向けのプランなので、一人暮らしの方にぴったりといえるでしょう。
きほんプランは、基本料金単価および電力量料金単価がどちらも東京電力の従量電灯Bよりも安くなっています。ただし、20A以下のアンペア数では契約できない点に注意が必要です。
ファミリー向けのおすすめの電力会社
電力使用量が多くなりがちなファミリー世帯は、特に注意深く電力会社を選ぶ必要があります。ご家庭にぴったりのプランを選べれば、電気代の節約がかなうはずです。ファミリー向けの電力会社を4社紹介します。
Looopでんき
Looopでんきはファミリーにもおすすめできる電力会社です。Looopでんきが提供する市場連動型プラン「スマートタイムONE」は、電力使用量が多くなるほどお得を実感しやすいプランであるためです。
月388kWhの電気を使用する4人家族が、東京電力のスタンダードSプランからLooopでんきのスマートタイムONEに乗り換えると、年間で約14,000円お得になると試算されています。
またLooopでんきは、電気とガスをセットで契約したい神奈川県民にもおすすめです。Looopでんき+ガスであれば、電気代とガス代がお得になります。
⇒Looopでんき公式サイト-簡単お申込みでご家庭の電気料金をもっとお得に!
CDエナジー
CDエナジーとは、中部電力ミライズと大阪ガスが出資するエネルギー会社です。電気料金プランとして主に3種類のプランを展開中で、中でもファミリーにおすすめなのが、4人暮らし以上のご家庭(電力使用量400kWh/月以上)を契約者として想定する「ファミリーでんき」です。
ファミリーでんきを契約する場合、契約アンペア数40A、電力使用量500kWh/月で計算すると、東京電力の従量電灯Bよりも年間で約15,000円お得になると試算されています。
CDエナジーではガスも一緒に契約可能です。電気とガスを一括で契約すると、プランとして「ベーシックガス」を選んだ場合、電気料金とガス料金がそれぞれ0.5%割引になります。
リボンエナジー
リボンエナジーは、「テクノロジーを活用して電気代を抑える」をミッションとして掲げる電力会社です。最大の特徴は、基本料金と燃料費調整額がいつまでも無料な点にあります。使った分の電気代だけを支払いたい、コスト意識の高い方におすすめです。
豊富な割引メニューがそろっているのもリボンエナジーの特徴です。ファミリーに特におすすめなのが、世帯人数によって割引額が変動する「ファミリー割引」です。3人世帯なら1kWhあたり0.33円が、4人世帯なら1kWhあたり0.44円が割引となります。
そのほかにも「ペット割引」「オール電化割引」「マイホーム割引」など多彩な割引メニューが用意されています。
TERASELでんき
TERASELでんきとは、伊藤忠エネクスグループの株式会社エネクスライフサービスが展開するエネルギーサービスです。TERASELでんきの特徴は、個性豊かな料金プランを数多く展開しているところにあります。
ファミリー世帯におすすめなのが「超TERASELプラン」です。東京電力の従量電灯B(契約アンペア数40A)と比較すると、500kWh/月の電力使用量なら年間で約16,260円、700kWh/月の電力使用量なら年間で約27,900円お得になると試算されています。
利用料金に応じて楽天ポイントが貯まるのも、TERASELでんきのメリットの1つです。200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
新電力のメリット
新電力とは、2016年の電力小売自由化をきっかけに電力事業に参入した電力会社のことです。新電力にはこれまでの電力会社にはない魅力があります。新電力を選ぶメリットを解説します。
※出典: 料金の仕組みと料金メニュー例のご紹介|資源エネルギー庁
電気代を抑えられる可能性がある
新電力を選ぶメリットとしてまず挙げられるのが、電気代を安くできる可能性がある点です。新電力の登場により電力市場に価格競争が生まれた結果、新電力を中心に低価格の電気料金プランが次々と誕生しているのです。
大手の電力会社よりも割安なプランを提供している新電力を選べば、節電を意識することなく電気代を削減できる可能性があります。
しかし、新電力に乗り換えたからといって、100%電気代の削減がかなうわけではありません。自分に合ったプランを選べないと、かえって電気代が高くなる可能性さえあります。
ライフスタイルに合ったプランを選べる
ライフスタイルに合ったプランを選べる可能性が広がるのも新電力を選ぶメリットです。電力小売自由化に伴い電力市場に参入した新電力は、大手の電力会社との差別化を図るため、多彩な料金プランを展開しています。
新電力が提供する電気料金プランの一例としては、夜間の電気料金単価が割安になるプランが挙げられます。市場における電気の単価に合わせて電気料金単価が変動するプランも代表的です。
自分のライフスタイルに合った電気料金プランを見つけられれば、電気代の「ムダ」を削減し、電気料金の最適化をかなえることができるでしょう。
環境に配慮した電気を選択できる
エコな電気を選択できるのも新電力を選ぶメリットの1つです。太陽光発電や風力発電などの「再生可能エネルギー」によって作られた電気を供給している新電力を選べば、環境負荷の軽減に貢献できます。
再生可能エネルギーは、発電によって産出される二酸化炭素の排出量を削減する効果があります。二酸化炭素は地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの1つです。
再生可能エネルギーで作った電気を供給する新電力としては、東京ガス・東急でんき&ガス・ソフトバンクでんきなどがあります。新電力は、環境問題に対する意識が高い方にとって、有力な選択肢となるでしょう。
電力会社や電気料金プランの選び方
電力会社や電気料金プランを選ぶときのポイントを3つ解説します。ポイントをしっかり押さえて、自分にぴったりのプランを選べるようになりましょう。
供給エリアに該当しているかチェック
電力会社や電気料金プランを選ぶときは、まず「供給エリア」に着目することが大切です。電力会社はそれぞれ「サービスを提供する地域=供給エリア」を設けています。供給エリア外にある住宅には電気を供給できません。
全国を供給エリアとしている電力会社は多いものの、地域密着型の電力会社の場合、供給エリアを限定しているところもあるので、注意が必要です。
契約直前になって「供給エリア外だったから契約できない」とならないよう、気になる電力会社を発見したら、まず供給エリアをチェックするくせを付けましょう。
ライフスタイルにマッチした料金プランであるか
電力会社や電気料金プランを選択するときは、自身のライフスタイルに合ったものを見つけることが重要です。ライフスタイルに合ったものを選べないと、新電力に乗り換えても電気代が安くならない可能性があります。
例えば、日中の在宅時間が長かったりペットを飼っていたりするご家庭の場合、どうしても電力使用量が多くなるため、電気をたくさん使うほどお得を実感できるファミリー向けプランがおすすめです。
電気料金プランを選ぶときは、自分であればどのようなプランがしっくり来るのか、考えながらプランを吟味しましょう。
解約金の有無も合わせてチェック
電力会社や電気料金プランを選ぶときは、解約金の有無の確認も重要です。電力会社が設定する解約金は、最低利用期間内に解約した場合や契約更新月以外に解約した場合に求められるのが一般的です。
解約金が設定されていると、自由に電力会社の乗り換えができなくなってしまいます。特にライフスタイルが頻繁に変わる方や引越しが多い方は、電力会社を乗り換える機会が多くなるので、積極的に解約金のない電力会社を選ぶと良いでしょう。
解約金の値段は電力会社によって異なり、数千円~10,000円程度に設定されています。なお、新電力の場合は解約金がかからない会社が多い傾向があります。
電気を乗り換えて電気代を賢く節約
電気代を節約したい方は、新電力が提供している電気料金プランを比較・検討し、自分に合ったプランに乗り換えましょう。神奈川県に住んでいて電力会社の乗り換えを検討しているのであれば、紹介した新電力を中心に電気料金プランを吟味するのがおすすめです。自分にぴったりのプランを見つけて、電気代を賢く節約しましょう。
光熱費を抑えたいと考えている方は、Looopでんきの「スマートタイムONE」を検討してみませんか。このプランは、電気料金が30分ごとに市場価格に合わせて変動する仕組みを採用しており、電気をたくさん使うご家庭でも、料金が安い時間帯を上手に活用すれば無理なく電気代を節約できます。
電気料金は毎月発生する固定的な支出であり、家計に大きな影響を与えるため、管理と最適化が重要です。「スマートタイムONE」は、契約期間に縛りがなく、解約手数料もかかりません。家族の生活スタイルに合わせて、柔軟に利用できる点が特長です。
また、専用アプリを使えば、電気の使い方を効率的に管理できます。電気の使用量や料金を30分ごとに確認でき、月末の電気代を予測して家計の計画を立てやすくなります。お子さまのいるご家庭でも、無駄遣いを防ぎながら安心して電気を使える仕組みが整っています。
実際にLooopでんきを利用しているお客様の声をご紹介します。
「以前契約していたところよりも安く、どのくらい使用してどのくらいの料金だったのかも分かり、前月以降の料金もあって比較が出来て非常にありがたいです。」
「アプリを見ながら家族と使う時間のシフトを楽しんでいます。金曜日は単価をみて土日の予定を立てます。結果に繋がるのがゲーム感覚で楽しい!」
Looopでんきの「スマートタイムONE」は、家族みんなで安心して利用できるシンプルでお得なプランです。まずは今の生活に合った電気代の見直しをしてみませんか。